【特別企画】Galileo Galilei × POP ETC  それぞれが選ぶお互いのお気にな1曲♡

●クリストファー・チュウ ⇒ “Jonathan”(『ALARMS』収録)

大好きなアルバムだから1曲選ぶのはむずかしいけど、どれか1曲と言われたらこの曲。最初聴いた時からなんとなく思ったんだけど、あとで雄貴からこの曲が『カモメのジョナサン』から影響を受けて作った曲だと知って、僕も子どもの頃にお父さんが読んで聞かせてくれた大好きな本だったから、そのことを知ってさらに特別な感じがしたんだ。音楽だけじゃなくて同じ影響を受けてるもののひとつの証明じゃないかなと思って、不思議な縁を感じる曲なんだ。

● 尾崎雄貴 ⇒ “PROMISES”(ザ・モーニング・ベンダーズ『ビッグ・エコー』収録)

このアルバムの中でも特に好きで、ギターフレーズをカバーしたりしてて。でも結構難しいからクリスに直接、スタジオで「これって合ってるの?」って訊いて、合ってなかったんですけど(笑)。で、教えてもらって俺がギターを弾いて、クリスがちょっと歌っていて。普通にファンの俺が本人の前で弾いて反応してもらえて、「いいね」って言ってもらったことがすごく嬉しかったし、クリスが『カモメのジョナサン』の話をしてくれたけど、この曲でもクリスとつながれたっていうのは、元々好きな曲ですけど更に思い出に残る曲になりました。

● 尾崎和樹⇒ “LIVE IT UP”(POP ETC『POP ETC』収録)

この曲のMVがPOP ETCを初めて聴いたタイミングだったんですけど、1曲通してあんまり起伏がない感じで、でもそれは悪い意味じゃなくて同じリズムと似たようなメロディが繰り返される中で、その空気感で曲を構成してるのがかなり衝撃的だったというか。ザ・モーニング・ベンダーズ時代のインディ・ロックな感じから音楽性が移行しても、なおその雰囲気の良さっていうのを出せるんだなっていうのにホントに衝撃を受けましたね。

● 佐孝仁司⇒ “HALFWAY TO HEAVEN”(POP ETC『POP ETC』収録)

僕もザ・モーニング・ベンダーズ時代からファンで、POP ETCに改名しましたっていうタイミングで最初にYouTubeにアップされたのがこの曲で、聴いたらサウンドも180°変わっていたんですけど、やっぱり曲がいいっていうか。本国ではサウンドが変わったことによって……僕らもそうだったんですけど、離れていったファンもたぶんいたと思うんですけど、そういうことを吹き飛ばしてくれるぐらい曲が良かったんで、さらにファンになったし、好きな曲です。

【独占インタビュー】Galileo Galilei、最新作『ALARMS』共同プロデュースを行ったPOP ETC=クリストファー・チュウとの対談が実現! feature131007_galileo-galilei_08

(interview & text by Yuka Ishizumi)

Release Information

2013.10.09 on sale!
Artist:Galileo Galilei
Title: ALARMS(初回生産限定盤:CD+DVD)
SME
SECL-1393〜1394
¥3,500(tax incl.)
※“サークルゲーム”のミュージックビデオを収録したDVD付/三方背スリーブケース付