――それこそ中川さんは全盛期のクラブカルチャー・シーンから学んだことってすごくあったんじゃないですか?

藤原 だいたい何歳くらいの時に行かれてました?

中川 初めて行ったのは15歳、16歳くらいのときですね。

藤原 ですよね。15、16歳のときにそういう体験をしないと、なかなかその後に続かないからダメなんだと思うんですよ。今大学で1年生の授業を持っているんですけど、「クラブとか行くんでしょ?」と聞いても誰も行ったことがないんですよ。けっこう衝撃ですよね。

中川 今って大学1、2年生が年齢制限で入れないんですよね。そのぐらいの年頃が一番遊びたいと思うんですけどね。

藤原 20歳にならないと入れないなんですよね・・・。僕は13歳くらいのときから行っていましたよ。やっぱり18歳までに自分の趣味だったり、好きなことが形成されると思うので若いうちから行ってないと馴染めないと思う。

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中川 今のクラブって世間一般から見ると単に怖い場所ってイメージになってしまってますよね。

藤原 それもあるだろうけど、若い人が若い人同士、同じ趣味の人が同じ趣味の人としか出会えない状況ですよね。昔のクラブは大人がいて若い子がいて、ジャンルもいろいろあったのでいろいろな人と出会えたんですが。

中川 年上の方から奢ってもらったりとか、そういうコミュニケーションがたくさんありましたよね。

藤原 バブルだったのかわからないですけど、僕基本お金払ったことないですからね(笑)。ご飯もみんな奢ってくれるし、美味しいものをたくさん食べさせてもらった。だから僕は同じようなことを下の人たちにしようと心がけています。

中川 昔はたまたまその同じ空間にいたというだけでいろんな世界が広がっていた気がします。そんな空間づくりというか、場所づくりというか、そういうのは大事にしていかなきゃなと。

藤原 年齢を超えて出会える場所があるといいですよね。ハウスを聴く人はハウスのクラブにしか行かなかったりとか、ヒップホップはヒップホップだけってカテゴライズされすぎちゃったので、そうなるとつまらないですよね。

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