「だめだな、日本は」と前田敦子演じるタマ子は根拠もなくぼやく。

れまでに『リンダ リンダ リンダ』(05年)、『天然コケッコー』(07年)を手掛けた山下敦弘監督が『苦役列車』(12年)に続き、11月23日(土・祝)より公開中の映画『もらとりあむタマ子』で前田敦子と再びタッグを組んだ。

「MUSIC ON! TV」のステーションID()から生まれた本作は、前田敦子演じるタマ子が東京の大学を卒業したものの、就職もせず、父親が1人で暮らす山梨の実家に戻ってくる。父・善次が経営するスポーツ用品店すら手伝わず、ゲームや漫画に囲まれ、ただひたすら食っちゃ寝の生活を彼女は送り続ける。テレビを見ながら「ダメだな、日本は」と吐き捨てるタマ子に、善次は「食って寝てマンガ読んで。ダメなのは日本じゃなくてお前だ!」と手厳しい。タマ子は一歩を踏み出すことが出来るのか・・・?——彼女の1年間を秋から夏までの四季を通して描いた作品となっている。また、主題歌は星野源の“季節”、物語を繋ぐサウンドロゴデザインを池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ)、脚本には監督の長年の盟友でもある向井康介が担当している。

そして、今回Qeticでは監督の山下敦弘にインタビューを行った。彼が思う前田敦子の魅力、監督にとっての“モラトリアム”、昨今の映画に感じる事…と様々な話を聞く事が出来た。

※放送局のメッセージやアイデンティティーを伝えるイメージ映像

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