“SOLSTICE MUSIC”として野外空白の時間

ーーシーンが成熟し盛り上がりを見せ、国内でも定着してきた2008年。なぜ<ソルス>は活動休止宣言をしたのでしょうか。

当時、海外のシーンが低迷をし始めていたんです。シーンが低迷すればお客さんを呼ぶために、僕たちが呼びたくないけどビジネス的なブランドを考えたアーティストも呼ばなくてはなりません。僕たちにはアイデンティティがあったので、そうゆう波に飲み込まれていく事は避けたかったんです。それに、そもそも<ソルス>のベースはアンダーグラウンドにあるものなので、オーバーグラウンドになるものでもないと思っていました。

なので、2008年で区切りをつけて「次は何をしようか。」ということで、私たちの考える少しオーバーグラウンドなものをやってみようと思っていた時に、たまたまアーティストの繋がりでFATBOY SLIMのラインができたので、「今までずっと山でやってきたし、今度はFATBOY SLIMをコンセプトにビーチでやってみよう。」と、<BIG BEACH FESTIVAL(以下、ビッグビーチ)>というオーバーグラウンドなシーンのパーティを開催しました。

ーー活動休止宣言から8年、<ソルス>としては空白の時間となりましたが、<ビッグビーチ>のプロデュースもなさっていましたね。

他にも今年の5月に幕張海浜公園で、イビザで開催しているアンダーグラウンドテクノパーティ<CIRCOLOCO JAPAN>を開催しましたし、10月には<Sensation Japan>も開催します。<ソルス>を名乗るとトランスにカテゴライズされますが、そこは大切に分けています。いろいろなイベントを開催していましたがその中でも<ビッグビーチ>はとても大きなパーティになりましたね。

ーー<ビッグビーチ>は2009年から2013年まで5年開催されていましたが、2万人を超え続けたビッグフェスでしたね。 

しかし、あの場所でキャパを広げ続けることはできませんが、人は増え続けていきます。その中で、次はもっと、その次はもっとと、どんどん凄いことをしないとお客さんも満足してくれなくなると思いました。お客さんを満足させるということに妥協はできないからこそ、悪くなっていって締めるのではなくて、お客さんの目線になって考えた結果、5年で一旦休止しようということになりました。

ーーアンダーグラウンド、オーバーグラウンド関係なく、<ソルス>もビッグビーチもお客さんの目線になってみるという信念を持つことが大切なんですね。

それは常に外すことはできません。後はルーティンにはまってしまうと、モチベーションが下がり、気持ちが入りづらくなり、お客さん目線に立ちにくくなるのでエンターテイメント性を追求できなくなります。もちろんビジネスとしては続けて行った方がいいですが……。来てくれた人が忘れられないものを作りあげるのはとてもハードなことですし、クリエイティヴをするメンバーにとってはモチベーションを維持することはとても大切なことだと考えています。

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そして伝説のパーティ<SOLSTICE MUSIC FESTIVAL>が8年ぶりに開催