KINGBEATと、ソフトバンク株式会社のグループ会社であるリアライズ・モバイル・コミュニケーションズは、メタバース時代の新しいファッションテックの創出を目的に業務提携し、“ボリュメトリックビデオ(3Dホログラム)×デジタルファッション”の活用により、VRやAR、メタバース向けの3Dデジタルファッションの制作や3Dファッションショーの実施など、新しいファッションの表現ができる革新的なファッションテックサービス「FASHION TECH TOKYO(ファッション・テック・トウキョウ)」の提供を1月27日から開始した。

完全自由視点で高精細な3Dデジタルファッションアイテムを制作

両社は、KINGBEATが持つデジタルファッションのクリエイティブのノウハウと、リアライズ・モバイルが持つボリュメトリックキャプチャー技術や高精細な3D映像処理技術を活用することで、VRやAR、メタバース向けの3Dデジタルファッションの制作や3Dファッションショーの実施ができる、今までにない革新的なファッションテックサービス「FASHION TECH TOKYO」を立ち上げた。

従来の簡易的な3DアバターやCGの静止画像とは異なり、衣服のしわや動き、テクスチャーなどを高度にシミュレーションして細部まで表現できる他、リテール向けの商品をそのままデジタル化したり、リテール向けのコンテンツと同じモデルやインフルエンサーをVRやメタバースなどのデジタル空間で活用したりできるため、ブランドの世界観を変えずに、今までにない新しい消費体験を提供することを叶えている。

この「FASHION TECH TOKYO」を活用することで、アパレル事業者は完全自由視点で高精細な3Dデジタルファッションアイテムを制作したり、現実世界で活躍するモデルやインフルエンサーにデジタルファッションを纏わせ、バーチャルの世界でファッションショーを実施したりすることが可能に。

メタバース時代の新ファッションテックサービス「FASHION TECH TOKYO」ローンチ|NFTでの展開も可能に fashion230130-fashiontech-05

メタバース時代の新ファッションテックサービス「FASHION TECH TOKYO」ローンチ|NFTでの展開も可能に fashion230130-fashiontech-04

メタバース時代の新ファッションテックサービス「FASHION TECH TOKYO」ローンチ|NFTでの展開も可能に fashion230130-fashiontech-01

メタバース時代の新ファッションテックサービス「FASHION TECH TOKYO」ローンチ|NFTでの展開も可能に fashion230130-fashiontech-02

メタバース時代の新ファッションテックサービス「FASHION TECH TOKYO」ローンチ|NFTでの展開も可能に fashion230130-fashiontech-03

NFTで展開可能|高精細なデジタルファッションアイテムを制作

店舗やECサイトで販売する商品は、VRやAR、メタバース向けにデジタル化して、高精細に再現することをはじめ、デジタルならではの造形や素材感、発光するテクスチャーなど、さまざまなデジタルファッションアイテムを制作することが可能。また、制作したアイテムをNFT化して販売したり、店舗などで商品を購入した方に配布したりすることもできる。

さらにモデルやインフルエンサーがデジタルファッションアイテムを纏い、VRやAR、メタバース上で表示させることに加え、自社のウェブサービスやInstagramなどのSNSにも利用できるため、既存のファンや顧客にもリーチすることも実現する。

今後は、既存ブランドとのコラボレーションや、オリジナル作品の制作、若手クリエイターや学生の参加によるデジタルファッション・コンテストの開催など、「FASHION TECH TOKYO」をベースとしたファッションテック・ビジネスを推進していく予定とのこと。ぜひ新たな“未来のファッションコミュニケーション”に期待したい。

FASHION TECH TOKYO – 3D fashion show –

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