もう一つの目玉、ステージパフォーマンス!

そしてここでのもう一つの目玉はステージパフォーマンス。歌手のポール・ライアンによるジャズ・スタンダードが終わると、ステージ上ではなにやら機材のセッティング中。そして登場したのは、今回批評家賞を受賞したジャック・ギャラット! 業界関係者も数多く集まる会場でもプレッシャーを感じさせず、3曲の短いステージ中には会場をしっかり煽って盛り上げる頼もしさ。これからの活躍がますます楽しみです。

【Qetic独占レポ】BRITs VIPエリアに潜入!アデル、ジャスティン・ビーバーだけじゃない。VIPグルメや仮装ブースも!#brits2016 8

そしていよいよ本会場へ! ディナーでは各種ワインがサービスされていたこともあり、パーティーと言えば酒! のイギリスらしく、既にほろ酔い加減の人がちらほら……グラスの持ち込みができない本会場に向かう前に、残りのワインを持ち込むためのプラカップが配られるところもイギリスならでは。同席した現地メディア関係者曰く、アメリカの<グラミー賞>ではそもそもアルコールが一切販売されないのだとか。毎年ハプニングやアフターパーティーで酩酊したスターの素顔が話題を集める<BRIT Awards>ですが、そんな背景も理由の一つかもしれません。

VIPゲストはノミニーやセレブが座るフロアのすぐ頭上のフロアに通されます。ステージほぼ真正面で、スターのお食事風景とパフォーマンスが同時に一望できる位置。

いよいよ本編開始!

開始10分前には司会のアント&デックが登場して会場を煽りはじめ、カウントダウンとともについに本編開始! オープニングビデオが終わると、フロアには真っ赤な衣装のダンサーたちが出現し、テーブルを囲んでいた巨大なディスプレイセットが宙に浮かんでいくド派手な演出が!

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オープニングの興奮冷めやらぬまま、コールドプレイによる演奏へとなだれ込みます。火炎噴射に大量の紙吹雪と、初っ端からクライマックスのよう! なお式典本編は、日本でも特別番組で全容がご覧いただけるので、ハイライトのみお送りします。

今年の主役、アデルの登場!

まず最初の受賞は、今回の主役とも言えるアデル!

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スピーチでは性的虐待の絡む訴訟問題の渦中にあるケシャへのサポートも公式に表明しました。
ジャスティン・ビーバーとジェームス・ベイのコラボレーションには、英米イケメンコンビに女性オーディエンスの熱烈な声援が。この辺りから観客席の熱気もどんどん高まり、ジェス・グリンのパフォーマンス中には、筆者の前に座っていたほろ酔いのお姉さんが通路で踊り出し、警備員に注意される場面も……。そして先ほど会場を沸かせたジャスティン・ビーバーの受賞では、四方八方から再び嬌声が降り注ぎます。

前週に開催された、グラミー賞でのパフォーマンスを体調不良でキャンセルしたために出演の危ぶまれたリアーナのパフォーマンスでは、なんとドレイクが登場! 会場中がどよめく中、元恋人同士でもある2人のテレビ放映禁止ぎりぎりなセクシーダンスに、観客席はもはや悲鳴と歓声の混じりあったカオスに。

グローバル・サクセス賞は、宇宙からのトロフィー授与! これで3冠目のアデルは、涙を流しながらのスピーチ中に勢い余って放送禁止用語が飛び出すハプニングも。 続くリトル・ミックスによるパフォーマンスではまたも踊りだす観客が多数現れ、さっき注意されていたお姉さんもさらに酔いが回った様子で、また踊り出しては注意される無限ループ中。彼女のみならず、会場にはワインボトルを空け上機嫌の観客も少なくない様子。まさに宴もたけなわ!

デヴィッド・ボウイの追悼セレモニーと圧巻のフィナーレ

デヴィッド・ボウイの追悼セレモニーでは、俳優ゲイリー・オールドマンから亡き親友へ贈る感動的なスピーチの後、この日のため約10年ぶりに再結成したボウイのツアーバンドがメドレーを演奏。さらにそこへボウイ自身が「音楽の未来」と評した若き歌姫ロードが登場し“Life on Mars?”のカバーを披露すると、出演者フロアでも涙を拭う姿が多数見受けられました。

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そして最後の重要部門、最優秀アルバム賞で4度目のスピーチとなったアデルは、先ほどの放送禁止用語と「不細工な泣き顔」を謝罪する相変わらずのアデル節でスピーチを始めたかと思うと、一転してボーイフレンドと、2人の間に授かった息子に向けた愛情溢れるメッセージが続きます。4度にわたる笑いあり涙ありの、正直で等身大のスピーチを聞くうちにこちらも感情移入してしまい、彼女が世代を超えて親戚のように愛され、支持される理由を改めて実感。おめでとう、アデル!

そのアデルによる締めのパフォーマンスでは、豪華な夜のクライマックスに相応しい煌びやかな衣裳とステージに、観客席の懐中電灯も蛍のように揺れ動き、会場全体が煌めくその様子はまさに大団円! 視覚も聴覚も満たされる、圧巻のフィナーレでした。

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