国フランスはもちろん世界中の数え切れないアーティスト達に影響を与えているダンス・ミュージック界の最高峰アーティスト「ダフト・パンク」が、このたび初のレーベル移籍、結成20周年となる今年2013年、オリジナル作としては8年ぶりとなる4thアルバム『ランダム・アクセス・メモリーズ』を5月22日(水)発売予定であることを発表した。(アメリカは5月21日(火)予定)

ここ日本ではいくつものCMソングを持つアーティストとしても有名で、最近では2012年暮れからのau「FULL CONTROL」篇TVCMソングで“ワン・モア・タイム”が起用されダフト・パンク人気が再熱、まさに最高なタイミングでのニュー・アルバム発売となる。

au「FULL CONTROL」篇TVCM

ダフト・パンクはアメリカ3月2日(土)、人気バラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」内で突如TVスポットを投下、同時にダフト・パンクのオフィシャル・サイト及びfacebookで、今作のアートワークでもあるトーマ・バンガルテルとギ=マニュエルの2人のヘルメットが合体したニュー・イメージを発表したところ、世界中からアクセスが集中してサイトが一時ダウンするハプニングもありながら、1日で10万以上の「イイネ!」と1万を超えるシェアがされたことからも、いかに彼らのニュー・アルバムが待ち望まれていたかが露となった。

米「サタデー・ナイト・ライブ」テレビ番組内で3月2日(土)に投下されたTVスポット

コンピュータのメインメモリに使用される記憶装置「RAM」の最後に「S」を付けたアルバム・タイトル『Random Access Memories/ランダム・アクセス・メモリーズ』は、ダフト・パンク流のヒューマニティーを表現しており、アメリカで3月23日(土)に再び投下されたCMスポット後、世界各国のiTunesで今作のプリオーダーがスタートするや、予約注文のみにも関わらずたった1日で、母国フランスで1位、アメリカで2位にランクインするなど、世界6カ国でアルバム・チャートのトップ10入りを果たした。

米「サタデー・ナイト・ライブ」テレビ番組内で3月23日(土)に投下されたTVスポット

そして、日本ではさらに、ニュー・アルバム発売を記念して、ダフト・パンクのアクション・フィギュアが、バンダイコレクターズ事業部より発売決定! ダフト・パンクによる完全監修の下、全高約150mmのボディは各関節が可動し様々なポージングが可能、頭部はメッキ加工により実物同様のきらめきを再現しているという。今までも、松本零士氏とのコラボレーションや、映画『トロン』のサウンドトラック担当など、音楽をメインに多角的な活動を得意とするダフト・パンクの2013年に、今から目が離せない。