ヴィッド・ボウイの『ザ・ネクスト・デイ』は前評判通り、「ロック史上最高のカムバック作」であった。彼の10年ぶりの新作『ザ・ネクスト・デイ』は12カ国で初登場1位を獲得。1位になった国は、UK、ベルギー、ギリシャ、デンマーク、フィンランド、ドイツ、アイルランド、オランダ、ニュージーランド、ポルトガル、スウェーデン、スイス。UKでは今年の初週最速セールス記録を樹立し、全米チャートでは彼のキャリア史上最高記録を更新する2位を獲得した。日本では3月25日付の週間オリコンランキングで初登場5位(洋楽2位)を獲得し、歴代最年長TOP10入り記録を樹立した。iTunesアルバムチャートでは、現時点でiTunes Music Storeが展開される119カ国中の過半数を超える64カ国において1位獲得している。

そんなボウイから、最新写真が到着した。写真を撮影したのはJimmy King氏で、画像データに付随するExif情報を読み取ると、カメラはCanon EOS-1Ds Mark III、撮影日は2013年3月16日(土)14時13分ということがわかる。写真の景観から、撮影場所はボウイが在住するニューヨークと推察されるが、確かに3月16日のニューヨークは、14時から19時にかけて雪が降っていた。ボウイは今回新作をリリースするにあたって公の場に一切姿を現さなかった。写真も、1枚のモノクロの宣材と、“ザ・スターズ”のミュージックビデオ撮影時のものしか公開していない。徹底した秘密主義を貫いてきたボウイが、新作リリース後の3月16日に撮影されたこの1枚にこめたのは、世界中のファンへの感謝の気持ちではないだろうか。

また、今週末3月23日(土)からロンドンの歴史的博物館であるヴィクトリア&アルバート博物館にて、デヴィッド・ボウイ初の大回顧展<DAVID BOWIE is>が開かれる。彼の手書きの歌詞、オリジナル衣装、舞台デザイン、所有する楽器、様々な資料、山本寛斎さんがボウイのジギー・スターダスト時代に手がけた衣装などが展示される。前売りチケットは既に42,000枚も購入されていて、これは同ミュージアムの最速セールス記録となっている。好評につき、当初7月28日(日)までだった会期が8月11日(日)まで延長されている。

photo by Jimmy King

【iTunesで1位を獲得した国】 計64カ国
アルゼンチン、アルメニア、オーストラリア、オーストリア、ベラルーシ、ベルギー、ブラジル、ブルガリア、カナダ、チリ、コロンビア、コスタリカ、キプロス、チェコ、エクアドル、エジプト、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、グアテマラ、香港、ハンガリー、インド、インドネシア、アイルランド、イスラエル、イタリア、日本、ラトヴィア、レバノン、リトアニア、ルクセンブルク、マレーシア、マルタ、モーリシャス、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ペルー、フィリピン、ポーランド、ポルトガル、カタール、ルーマニア、ロシア、サウジアラビア、シンガポール、スロバキア、スロベニア、南アフリカ、スペイン、スリランカ、スウェーデン、スイス、台湾、タイ、トリニダード・トバゴ、トルコ、UK、アメリカ、ベトナム

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