【フジロックレポ】会場のキャパを超えたファンの歓声、この夏は「片想い」が頂きました！ #fujirock

＜FUJI ROCK FESTIVAL’14＞
2014.07.26（SAT）
片想い＠木道亭

溢れ出すユーモア＆切なさ。この夏は片想いが頂きました！！

「この夏は頂きました。片想インダフジローック！！」。そんなMCも最高だった片想いは、緑いっぱいの木道亭でのライヴ。“山の方から来てくれればいいのに”でスタートすると、『片想インダハウス』の楽曲などを中心に、サックス、ホルン、メンバー全員でのヴォーカル・リレー、はたまたヴォーカル片岡シンのムーンウォークまでが飛び出すらしさ満点のセット。中盤はスティーヴィー・ワンダーの日本語カヴァー“いとしいな”も披露。そのまま“踊る理由”に突入すると、本編最後は“管によせて”で＜フジ＞出演アーティストを列挙。……するのだけど、今年初出場を果たした鳥羽一郎の名前が何度も出てきて笑ってしまう。このユーモア満載の雰囲気こそが片想いなのだ。最後は「ビールを飲みたいから帰らせて！」と冗談めかしつつ、予定外のアンコール“踊れ！　洗濯機”で大団円。会場のキャパを超えたファンの歓声を受け、最後まで温かい雰囲気が感じられるライヴだった。

（text by Jun Kiyama）

Setlist
01. 山の方から来てくれればいいのに
02. tristeza de carnaval
03. Daily Disco
04. 君の窓
05. すべてを
06. いとしいな
07. 踊る理由
08. 棒切れなどふりまわしてもしかたのないことでしょう
09. 管によせて
10. 踊れ！　洗濯機

（photo by 横山マサト）

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