iriAWAでプレイリスト『ドライブで聴きたい曲』を公開した。

iriは1994年生まれの神奈川県逗子市に在住のシンガーソングライター。自宅にあった母のアコースティックギターを独学で学び、アルバイト先の老舗ジャズバーで弾き語りのライブ活動を始める。ヒップホップ的なリリックとソウルフルでリヴァービーな歌声で、ジャンルレスな音楽を展開し、多方面から注目されている新進女性アーティストである。2019年3月には3rdアルバム「Shade」をリリースしたばかり。このアルバムはiriの影のある部分を表現した作品らしい。そのことについて、iriはこう話す。

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「弾き語りを始めたとき、だれかに何かを伝えるというよりは、自分が作詞作曲をして歌に吐き出す、歌を作って吐き出すことによって、自分自身がすごい助けられて楽になるっていう感覚だったんです。けど、聴いてくれる人が増えていくにあたって、自分のネガティブな部分や、マイナスな部分、そういうことを言うのはダメなのかもしれないって思いました。そうすると自分らしい言葉が出てこなかったりしたんです。だから、それをやめてみようと思って。原点というか、作詞作曲を始めたときの感覚を思い出して作りたい。そういう自分の影の部分を出した作品にしたかったんです」

『Shade』

アルバム『Shade』は、大沢伸一を始め、 tofubeats、Grooveman Spot、Shingo.S、三浦淳悟(PETROLZ)、澤村一平&隅垣元佐(SANABAGUN.)がプロデューサーやアレンジとして初参加し、これまでのiriの作品を手がけてきたケンモチ ヒデフミ(水曜日のカンパネラ)、STUTS、ESME MORI(Pistachio Studio)、Kan Sanoが参加した作品。

「今回、プロデュースとして、大沢さん(大沢伸一)とトーフくん(tofubeats)に入ってもらいました。今まで誰かにプロデュースという形で入ってもらうことがなかったのですごく新鮮でした。特に大沢さんとの曲“Shade”の制作は、今までにない経験をさせてもらいました。自分が良いと思ってやっていたことが、自分の癖になってしまうってことに気付かされたり。自分の癖を抑えた方が、曲にメリハリが出るってことを教えてもらいました。例えば、音をシンプルにさせることによって、歌が前に出るようになるとか、今までの自分だったら、譲りたくない部分だけど、それを受け入れることによって、今までの自分とは違う雰囲気の曲になりましたね。」

「トーフくんとの“Flashlight”はコードを3つくらい送ってもらい、その中で自分が気に入ったのを選ばせて頂きました。それに歌詞を乗せて、アレンジして頂いたんです。レコーディング当日は歌詞のニュアンスを歌に出した方がいいかもしれないってアドバイスをもらったりしました。」

「“mirror”って曲はバンドでスタジオに入って、バンドメンバーと音出ししました。こういう感じにしようとか、話しながら作ることが初めてでゼロから人と作るのは今までになかったので、すごい楽しかったですね。」

なるほど。今回、大沢伸一との曲“Shade”はアルバムのタイトルにもなっているが、これには理由があったのか。また、曲順のことなども聞いてみた。

「“Shade”の曲ができて、アルバムのタイトルをどうしようかなって考えたとき、これは自分の影を出す作品。そういう気持ちで作ってたので、アルバム名は“Shade”にしようって思いました。けど、“Shade”の置き場には悩みましたね。最初にするか、最後にするか。結果、最初にあった方が、自分はハッとして良いかなと思って、最初にしました。みんなもハッとして聴き入ってくれたら、嬉しいです。中盤はSTUTSくんとの“Common”からgrooveman spotさんとの“cake”の流れが、サウンド感的に近くて良いかと思いました。“mirror”はコーラスも重ねてるし、エンディングっぽいから最後に持ってきました。今回のジャケの写真は2ndアルバム「Juice」のジャケも手がけてくれた細倉さん(細倉真弓)にお願いしました。」

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iriは地元、逗子の海で歌詞を書いたりすることはあるのだろうか。休みの日の過ごし方についても教えてもらった。

「海を見ながら、歌詞を書くとかは絶対にないですね(笑)。家とかで、こもってやります。もともとフットワークは軽くない方なので、休みができたら、どこかに出かけようとかしないですね。仲の良い友だちと飲みに行ったりはしてます。この前、お互いもうちょっとアクティブになった方が良いんじゃないかってなって、スケートをしに行きました(笑)。基本は休みができたら、地元で遊ぶことが多いですね。」

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今回、iriにはプレイリスト『ドライブで聴きたい曲』を作ってもらったが、どのように選曲したのか。

「チルな感じの曲を選曲しました。自分が休みの日に聴いたり、ドライブしたときに聴きたいなって思った曲です。2曲目に入れたMoonchild(ムーンチャイルド)の“Cure”はプライベートでチルしてるときに流してますね。3曲目のPhony PPL(フォニー・ピープル)は最近知りました。もともと、The Internetが好きなんですけど、ちょっと近いですよね。Phony PPLの方が、JAZZYな感じでかっこ良いです。4曲目のSamm Henshaw(サム・ヘンショウ)もここ最近知って、気に入って聴き始めました。夜、ドライブするときに持っていきたいプレイリストになったかなって思います。けど、免許を持ってないので、ドライブできないんですよ(笑)。両親とドライブしたときにでもかけようと思います。」

iri’s playlist『ドライブで聴きたい曲』

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Text:Toru Miyamoto
Photo:Toru Miyamoto

プレイリストはこちらからiri オフィシャルサイトTwitterInstagram

船津晃一朗

船津晃一朗

Qetic編集部

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