映画プロデューサー・脚本家・小説家として『告白』『悪人』『世界から猫が消えたなら』『君の名は。』など多数の映画を製作してきた川村元気による23万部を超えるベストセラー『百花』(文春文庫刊)が映画化。川村元気が監督・脚本を手掛け、菅田将暉原田美枝子長澤まさみなど豪華俳優陣が出演。主題歌は、劇中に登場するヴァーチャルアーティストKOEが歌う。

記憶を失っていく母と向き合うことで、母との思い出を蘇らせていく息子・葛西泉を演じるのは菅田将暉。すべてを忘れていくなか、さまざまな時代の記憶を交錯させていく母・葛西百合子を原田美枝子が演じ、ダブル主演の2人が、親子の愛を紡ぎ出す。さらに、泉(菅田)と同じレコード会社で働き、初めての出産を控える泉の妻・葛西香織を長澤まさみ、百合子(原田)の「秘密」を知り、「事件」と深い関わりを持つ男・浅葉洋平には永瀬正敏。北村有起哉、岡山天音、河合優実、長塚圭史、板谷由夏、神野三鈴も加わり、日本映画界を牽引する実力派豪華俳優陣が、感涙必至の愛と記憶の物語を描き彩る。

菅田将暉主演の感動作『百花』主題歌をYaffleプロデュースのヴァーチャルアーティストKOEが担当 music220720-koe-2

『百花』ストーリー

レコード会社に勤務する葛西泉(菅田将暉)と、ピアノ教室を営む母・百合子(原田美枝子)。
ふたりは、過去のある「事件」をきっかけに、互いの心の溝を埋められないまま過ごしてきた。
そんな中、突然、百合子が不可解な言葉を発するようになる。
「半分の花火が見たい・・・」
それは、母が息子を忘れていく日々の始まりだった。
認知症と診断され、次第にピアノも弾けなくなっていく百合子。やがて、泉の妻・香織(長澤まさみ)の名前さえ分からなくなってしまう。皮肉なことに、百合子が記憶を失うたびに、泉は母との思い出を蘇らせていく。そして、母子としての時間を取り戻すかのように、泉は母を支えていこうとする。
だがある日、泉は百合子の部屋で一冊の「日記」を見つけてしまう。
そこに綴られていたのは、泉が知らなかった母の「秘密」。あの「事件」の真相だった。
母の記憶が消えゆくなか、泉は封印された記憶に手を伸ばす。
一方、百合子は「半分の花火が見たい…」と繰り返しつぶやくようになる。
「半分の花火」とはなにか?
ふたりが「半分の花火」を目にして、その「謎」が解けたとき、息子は母の本当の愛を知ることとなる――

映画から現実へ──ヴァーチャルアーティストKOEによる映画主題歌

劇中で泉と香織は、AIに数々の音楽の記憶を学習させ、理想のヴァーチャルヒューマンアーティストデビューに携わる。そこで生まれるのが、本作の主題歌を担当するKOEだ。

KOEのプロデュースには、藤井風などへの楽曲提供や『キャラクター』など映画の音楽制作などで知られる音楽プロデューサー・Yaffle(ヤッフル)。さらに、新進気鋭のアーティストDoul、大貫妙子など多くのアーティストの作編曲を担当し、この映画のサントラも手掛ける音楽家・網守将平といった一流のクリエイター陣が、本作の主題歌を含むデビューアルバムを手掛けた。

9月7日(水)にヴァーチャルアーティストとしてデビューするKOEの”Hello,I am KOE”は、美しく透き通った声が印象的。先月解禁となった予告篇の一部にも使用されているので要チェック。

『百花』予告【2022年9月9日(金)公開決定】

監督:川村元気 コメント

菅田将暉主演の感動作『百花』主題歌をYaffleプロデュースのヴァーチャルアーティストKOEが担当 music220720-koe-5

人間の記憶とはなにか?
問いかけを続けながら、その正体に迫る映画を作りたいと思っていました。
その時に、「音楽の記憶を集めて作るアーティスト」が映画の中に現れて欲しいと考えました。
菅田将暉演じる泉が、目の前で記憶を失っていく母を目の当たりにしながら、仕事においては記憶を集めて作るアーティストと向き合っている。覚えていくことと、忘れていくこと。そのコントラストの中に「人間とは何か」を浮かび上がらせたいと思ったのです。
そして、Yaffleを中心とした気鋭のアーティストたちに「記憶のアーティスト・KOE」を創造してもらいました。主題歌となった楽曲「Hello, I am KOE」はどこか懐かしく、儚く、人の記憶を辿るような美しさに満ち溢れており、映画の世界を何倍にも広げてくれました。

Yaffle コメント

菅田将暉主演の感動作『百花』主題歌をYaffleプロデュースのヴァーチャルアーティストKOEが担当 music220720-koe-3

お題を聞いた時、とても面白そうだと思いましたし、光栄でした。間違いなく音楽もテクノロジーの進化と共にアップデートされてきたものですし、今後もそうだと思います。ただ、音楽で機械を表現するうえで使い古された、従来の「テクノロジー進歩と共に歩む」というありきたりなものではなく、今の時代ならではのテクノロジーとの向き合い方を自分なりに表現しました。また、今回のように複数のアーティストで、存在しない1人のアーティストをつくりあげるというプロジェクトは後にも先にも無いんじゃないかと思うので、とても貴重な経験でした。

主演:菅田将暉 コメント

菅田将暉主演の感動作『百花』主題歌をYaffleプロデュースのヴァーチャルアーティストKOEが担当 music220720-koe-4

洗練されていながら、何かが欠けているような、何かを探しているような切なさを感じました。
記憶を辿る物語がまた何層にも膨れ上がる楽曲だと思います。

INFORMATION

Hello, I am KOE

菅田将暉主演の感動作『百花』主題歌をYaffleプロデュースのヴァーチャルアーティストKOEが担当 music220720-koe-1

■KOE デビューEP

「Hello, I am KOE」

映画主題歌「Hello, I am KOE」収録

¥3,000+tax/9月7日(水)リリース

■百花サウンドトラック

『百花 -Original Motion Picture Soundtrack-』

¥3,000+tax/9月7日(水)リリース

音楽 網守将平

■『百花 -Complete Edition-』2CD+本

¥9,000+tax/9月7日(水)リリース

[商品仕様]

・三方背ケース付デジパック仕様

・川村元気×網守将平・川村元気×Yaffle 対談付歌詞ブックレット 32P

[CD]

DISC1:百花ーOriginal Motion Picture Soundtrackー 7曲 ※Original Motion Picture Soundtrack 通常盤と共通

DISC2:Hello, I am KOE ※Hello, I am KOE 通常盤と共通

[小説]

百花(単行本版)

スペシャル企画実施中!!

あなたのREMIXがKOEのデビュー盤に収録されるかも!

音楽プロデューサーYaffle 氏選定のもと、優勝作品がKOEデビューEP「Hello, I am KOE」のbonus trackに収録されるREMIXコンテスト実施中!

詳細はオフィシャル HP まで https://www.universal-music.co.jp/koe/

KOE プロフィール

country:private

birthday:private

career:private

work:singer

Twitter:@0907debut

Favorite:flower、yellow、jellyfish、firework、TOKYO

『百花』
2022年9月9日(金)より全国ロードショー

出演:菅田将暉 原田美枝子

長澤まさみ/北村有起哉 岡山天音 河合優実

長塚圭史 板谷由夏 神野三鈴/永瀬正敏

監督:川村元気

脚本:平瀬謙太朗、川村元気

音楽:網守将平

原作:川村元気「百花」(文春文庫刊)

制作プロダクション:AOI Pro.

配給:東宝 海外配給:ギャガ

公開:2022年9月9日(金)

コピーライト:©2022「百花」製作委員会

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