昨年東阪を周るツアーでCYK、Licaxxx、tofubeatsらと共演を果たしたオーストラリアの新星プロデューサー、モール・グラブ(Mall Grab)が本名ジョーダン・アレクサンダー(Jordon Alexander)名義でニューEP『THE HEART IS A LONELY HUNTER』をリリースすることに。

ジョーダン・アレクサンダー『THE HEART IS A LONELY HUNTER』

本作は2曲入りの12インチレコードとして、自身が昨年ローンチしたオーストラリア人プロデューサー向けのレーベル〈Looking For Trouble〉からリリースされる。今回初めて自身の本名名義でのリリースになるそう。

本作について彼は「最も荒れ狂っていて、発達段階で重要な」数年の間にできたと語っており、内容については「自分がどんな人間なのか、そしてどうなりたいのかという自己発見についての楽曲」と説明している。
A面には彼のDJセットのオハコとなっているエレクトロニック調の”More Than I Ever Thought I Could”が、そしてB面にはアメリカの同名小説・映画『愛すれど心さびしく』に影響を受けたという”The Heart Is A Lonely Hunter”が収録されている。
さらに「この作品はモール・グラブとしても、ジョーダン・アレクサンダーとしても、2019年に作ろうとしているすべての新しい曲に向けた完璧なイントロダクションになると思っている」と自信たっぷりに語っている。

この音源を引っさげて、また日本に帰ってきてくれることを願うばかりだ。

参照:SoundCloud