トラックメーカー/プロデューサーのMIKIが、2021年11月5日(金)にサード・アルバム『369』をデジタル・リリースした。

MIKI『369』

前作の『217』には「ビートが無い、このビートに乗りたいラッパーが居れば、自由に使って欲しい」という意向から全楽曲のインストゥルメンタルをボーナストラックとして収録したが、今作はMIKI自身がフックアップしたい若手のラッパーをそのボーナストラックに招く形で完成した、リミックス・アルバムとも位置付けられる作品。

『369』のアートワークを担当したのは、前作、前々作に引き続き、水曜日のカンパネラやBAD HOPのアートワークでも知られる上岡拓也。先行シングル“I don’t know”は、YouTube Music Awards「世界のクリエイター50人」に唯一日本から選ばれ、BTSやAI、MIYACHIなど幅広いアーティストにも楽曲提供することで知られるプロデューサーのMATT CABとの共作トラック。新たに客演参加しているPAXはTABのメンバーでMIKIと同じ世田谷出身のラッパーで、YouTubeチャンネル「ニート東京」への出演でも話題に。018は、客演にSEEDAを迎えた楽曲“Cold City feat. SEEDA”をリリースした注目株だ。

公開されたMVを監督したのはWONKや唾奇などの作品も手がけるShintaro Kunieda。シングルのアートワークを担当したのは、NIKE just do it. 2019 キーヴィジュアルなどを手掛けるフォトグラファーのRyoma Kawakami。

MIKI – I don’t know(feat. PAX, 018 & MATT CAB)

MIKIの3rdアルバム『369』がデジタルリリース|MATT CAB、PAX、LSBOYZ、018、DIRTY JOINT、愛染らが参加 music211105-miki-369-3
“I don’t know”アートワーク

また、アルバムには今年7月に『saver』『DANCING OJISAN』という2枚のEPを同時リリースした愛染 eyezen、昨年〈DLiP Records〉よりアルバム『DOPE CHIGASAKI』を発表したDIRTY JOINT、〈WDsounds〉からの作品リリースや各メンバーのソロ活動も話題のLSBOYZ、冨樫 虎千代らが参加している。

MIKIの3rdアルバム『369』がデジタルリリース|MATT CAB、PAX、LSBOYZ、018、DIRTY JOINT、愛染らが参加 music211105-miki-369-2
MIKI
ビートメーカー/プロデューサー。
幼い頃から父親の影響で多くの音楽に触れて育ち、ピアノを習う。16歳からビート制作をスタート。その後ニューヨークへ留学し現地のミュージシャン達とセッションする日々を送る。
2018年4月にリリースした1st Album『137』は、BUDDHA BRANDのNippsや、BES、仙人掌、Febb as Young Masonを始めとする日本を代表するラッパーたちに加え、カナダ出身のRaz Frescoや、NY出身のChelsea Rejectなどの海外勢も参加した、MIKIのコネクションとプロップスの高さを物語るマスターピースとなり話題に。
2020年10月にリリースした2nd Album『217』は、The UnderachieversのAK THE SAVIORやLoaf Muzik、前作に引き続きChelsea Rejectなど、NYのBrooklynのラッパーで構成された日本ではあまり類を見ない作品となった。
2021年11月、前作『217』のビートに若手のラッパーを招聘したRemixアルバム『369』をリリースする。そして現在も次作に向け楽曲制作を絶えず続けている。
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RELEASE INFORMATION

369

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MIKI

2021.11.05(金)

TRACKLIST

01. I don’t know(feat. PAX, 018 & MATT CAB)

02. Let U Grow(feat. 018 & MATT CAB)

03. Like This(feat. 愛染)

04. Love Japan(feat. Dirty Joint)

05. Nina(feat. PAX & 冨樫 虎千代)

06. Eye Know(feat. PAX)

07. Ghetto Gospel(feat. LSBOYZ)

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