1999年のデビュー以降、その唯一無二のサウンド・ダイナミズムで、ブリティッシュ・ロック・シーンのみならず世界中のロック・シーンに君臨し続ける、史上最強の3ピース・ロック・バンド、ミューズが、通算7作目となる最新作『ドローンズ(原題: DRONES)』を6月に発表することが明らかとなった。

この最新作『ドローンズ』は、世界21ヶ国でNo. 1を記録した前作『ザ・セカンド・ロウ~熱力学第二法則』から約3年振りとなるスタジオ作であり、本国イギリスでは6月8日に発売、日本盤の発売は6月10日を予定している。既にヘッドラインとして出演が決定している<FUJI ROCK FESTIVAL ‘15>の直前に発表されるこの最新作は、ミューズと、AC/DCやデフ・レパードから、ブライアン・アダムス、マルーン5やニッケルバックなどを手掛ける世界的なヒット・プロデューサー、ジョン・”マット”・ラングとの共同プロデュースという形で制作されており、全12曲が収録される予定だ。

★『ドローンズ』収録楽曲
01. Dead Inside / デッド・インサイド
02. [Drill Sergeant] / 【ドリル・サージャント】
03. Psycho / サイコ
04. Mercy / マーシー
05. Reapers / リーパーズ
06. The Handler / ザ・ハンドラー
07. [JFK] / 【JFK】
08. Defector / デフェクター
09. Revolt / リヴォルト
10. Aftermath / アフターマス
11. The Globalist / ザ・グローバリスト
12. Drones / ドローンズ

ミューズ、最新作『ドローンズ』を6月にリリース!! music150312_muse_2

『ドローンズ』ジャケット

フロントマンのマット・ベラミーは今作に関して「俺にとって『ドローンズ』は、頼るものもない精神病的な行動を可能にする、比喩的な意味での精神異常者なんだ。この世界は、俺達全員をドローンズにしたてるためにドローンズを利用するドローンズが動かしている。このアルバムは、人類が希望を失い、自身を放棄して、ヒューマン・ドローンへと人類を追い込むシステムに洗脳され、そして最後にはその圧制者から離反していく、その人類の物語を探求する作品なんだ」とコメント。

今作『ドローンズ』からのシングル曲“デッド・インサイド”は、3月下旬に公開予定となっているのだが、このシングル曲の公開に先駆け、ミューズは現地イギリス時間で3月12日(木)18:00(日本時間で3月13日(金)3:00am)、彼らのオフィシャルYouTubeページで、アルバムからの最新曲“サイコ”を公開する。YouTubeでの公開から1時間半後となるイギリス時間19:30(日本時間では4:30am)には、iTunesでのアルバムの予約注文(プレオーダー)のスタートも予定しており、予約注文をした人は、その場でこの最新曲“サイコ”をダウンロードできるようになるという。

ミューズはこの最新作発表に加えて、3月15日にベルファスト公演を皮切りに、6日間に渡る<The Psycho UK Tour>の日程も発表した。このツアーは初日のベルファストに加え、グラスゴー、ニューポート、エクセター、マンチェスター、そしてブライトンの6都市で行われ、彼らにとっては小さめの会場が各地の公演場所となっている。小さな会場で彼らのパフォーマンスが観られるこの貴重なパフォーマンスのチケットは、UK時間で3月12日(木)9:30amより販売開始となる。なお、ファン・クラブ・メンバー限定の先行予約は、UK時間で3月11日(水)18:00からスタートしている。

ツアー日程は下記の通り。

March 15 BELFAST – ULSTER HALL
March 16 GLASGOW – BARROWLANDS
March 19 NEWPORT – CENTER
March 20 EXETER – GREAT HALL
March 22 MANCHESTER – ACADEMY
March 23 BRIGHTON – DOME

全世界待望の最新作『ドローンズ』の日本盤に関する詳細は、後日〈ワーナーミュージック・ジャパン〉オフィシャル・サイトにて公開されるので、バンドのオフィシャルHP同様、こちらも是非チェックしていただきたい。


(edit by Qetic)