2004年のバンド結成以来、ここ日本を含む世界で絶大な人気を誇るUKシーンの異端児ミステリー・ジェッツ。いよいよ今週末に開催される第11回<Hostess ClubWeekender>に登場する彼らだが、なんと来年1月にリリースされる最新作『カーヴ・オブ・ジ・アース』をフル・パフォーマンスするスペシャルセットを披露してくれることが決定した!

2012年にリリースされた『ラッドランズ』以来3年振りとなる本作『カーヴ・オブ・ジ・アース』は、2013年夏と2015年夏の2回に分けて ボーカリストであるブレイン・ハリソンが行ったテムズ川河口にある隔離された小屋でのセッションに加え、東ロンドンにあるボタン工場跡地に自らのスタジオを建てて完成させたとのこと。プロデュースは共にスタジオを建てた、マシュー・スウェイツとバンドが共同で務め、ブレイン・ハリソン、ウィリアム・リース、ドラマーであるカピル・トレヴェディ、ヘンリー・ハリソン、そして新規加入のベーシスト、ジャック・フラナガンのメンバー全員で制作されており、ミステリー・ジェッツ史上最もパーソナルで完成された最高傑作となっている。

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また今回のスペシャルセットに対するバンドからのコメントは以下の通り。

Japan! <Hostess Club Weekender>にまた帰ってきて演奏することができてとても嬉しい。東京は世界の中でもお気に入りの街だし、みんなと素晴らしい体験を共有するために もう一度呼んでもらえて光栄だよ。みんなの耳は僕たちの新しいライブショーを世界で初めて聞くことになるからね。みんなに会うのが待ちきれない!

Mystery Jets

アルバムをいち早く聞いた関係者の間ではもう既に2016年のベスト・アルバムとの呼び声も高い本作を世界に先駆けて最初から最後まで通してフル・パフォーマンスしてくれるという今回のステージへの期待のコメントを〈Hostess Entertainement〉代表Plugが寄せている。

ごく稀に多くの事が同時多発的にアーティストに対して起こる時があります。意図して全てが一体となった結果、独創性に富み、今後への大きな影響力 を持ったアルバムが生まれるのです。

私個人としては、ミステリー・ジェッツは最初の4作品を通して既に音楽集団として十分に成長した存在でした。私の中にあるこのバンドのソング・ライターとして、そしてパフォーマーとしての在り方への大きな尊敬を持ってしても、2016年1月にリリースされる彼らの5枚目のアルバム『カーヴ・オブ・ジ・アース』はただただ息を飲む素晴らしさです。こんな作品には滅多に出会えるものではありません。正真正銘のロックの伝統に根付いた 現代のアート作品とでもいうべきでしょう。

私たちにとって、アーティストがニュー・アルバムを披露してくれることほどワクワクする経験はあまりありません。珍しいことですし、もちろん簡単ではないですから。モグワイとスピリチュアライズドが<Hostess Club>でそれをやってくれましたが、どちらも忘れ難いものとなっています。23日の月曜日に、私たちは全員一緒にスタジオコーストで『カーヴ・オブ・ジ・アース』が最初から最後までパフォーマンスされるのを聞くという経験をゆっくりと噛みしめていくでしょう。ただ単純に素晴らしいアルバムが、あなたの為だけに、最高のアーティスト自身が演奏する、という最もユニークかつ特別な方法で披露されます。 本当に楽しみです。会場で会いましょう。

もちろん全編終了後には過去作からのヒット曲の数々もたくさん披露してくれるとのこと! 贅沢すぎる70分間となること間違いなしの<Hostess Club Weekender>を、お楽しみに!

そしてバンドの日本のファンへの愛を込めて、日本公式サイトが遂にオープン! 来日、そして新作のリリースに向けて動向が見逃せない彼らの情報は随時チェック!

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