〈WARP〉が誇るエレクトロニック・ミュージックのオリジネイターであり、アカデミー賞の最優秀アニメーション作を受賞した松本大洋原作の『鉄コン筋クリート』や、長瀬智也主演の『ヘブンズ・ドア』(いずれもマイケル・アリアス監督作)でサントラを手がけるなど、その美しく繊細な電子音で構成された作品群で多くのリスナーを魅了してきたPLAID(プラッド)。その記念すべき第10作目であり、結成25周年を祝う最新アルバム『Reachy Prints』を5月17日(土) にリリースする。そして今回最新アルバムから新曲“Tether”を公開した。

本作はGOOGLEのクリエイティブ・ラボ所属のjonobr1とコラボレートし、音と映像で遊べるウェブアプリを通したユニークな楽曲公開となっていおり、パソコン画面を見ながらクリックやドラッグといったマウスの操作、スマートフォンやタブレットの場合は、画面にタッチすることで音をコントロールできる。

またプラッドはこれまでも、全ての物体が楽器になるアプリ「Mogee」を開発したBruno Zamborlinとのコラボレーションや、Evan Boehm (Nexus Interactive Arts) 、The Creators Projectとコラボレートし発表したインタラクティブ・ショート・フィルム『 The Carp And The Seagull』など、テクノロジーを駆使したプロジェクトに数多く携わっている。

最新の音楽テクノロジーを彼らのトレードマークである、エモーショナルでシネマティックなサウンドに取り込んだ、彼らの集大成かつ最高傑作。さらにボーナストラック追加収録でリリースされる日本国内盤には、マイケル・アリアス監督との貴重な対談を掲載したライナーノーツが封入されるほか、iTunesでアルバムを予約すると、“Hawkmoth”と“Tether”の2曲がいちはやくダウンロードできるので、早速チェックしてみよう。

Plaid and Bruno Zamborlin – EL EX (Mogees trailer)

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