ノルウェー、という国名を耳にして皆さんは何を想像しますか? スカンジナビア半島? フィヨルド? スカゲラック海峡なんてのを知ってるともうかなりのノルウェー通ですね。私が想像するのはサーモン一択です。

そんな、普段日本で生活をしているとあまり接することのないノルウェーですが、世界的に著名なピアニストのレイフ・オヴェ・アンスネスなど実は多くの有名音楽家を輩出しています。世界でも数少ないリードオルガン演奏家シグビョルン・アーペランもその系譜に連なる一人です。

シグビョルン・アーペランはベルゲン大学で民族音楽学博士号を取得。現在は同大学の准教授としてノルウェー民族音楽を研究する傍ら、教会音楽、民族音楽、電子音楽など、さまざまな領域の音楽家とコラボレーションを展開しています。それだけコラボレーションを展開できるというのは他のアーティストからリスペクトされている証拠。同業者からの評価が高いって一番信用できるポイントですよね。

そんなシグビョルン・アーペランのソロ演奏と、ノルウェーの音楽事情に関するトークセッションが7月24日(金)にKREI SALONで開催されます! それだけでも楽しみですが、今回、とても貴重な大正〜昭和初期の国産オルガン3台が用意されるそうです。博覧会状態のビンテージオルガンを用いた貴重な演奏は、めったにない機会です。もしかしたらその貴重なオルガン3台を使った弾き比べパフォーマンスなどもあるかもしれません。あまりオルガンって聴いた事ないので、俄然期待が高まります!

また音楽ジャーナリスト、元珍屋レコード店長。『Jazz the New Chapter』の柳楽光隆と『WIRED』日本版編集長、若林恵が聞き手となって、シグビョルン・アーペランのトークショウも開催されます。

最後に、ちょっとお暇があったら、ノルウェー大使館のホームページを覗いて頂きたいのですが、なんと今回のシグビョルン・アーペランのイベントが掲載されちゃってます!

もう今度からノルウェーといえばシグビョルン・アーペラン一択! アーティストからもノルウェーという国からもリスペクトされる彼の貴重なイベント、先着40名ですので気になる方はお早めに!

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EVENT INFORMATION

The Art of Listening LIVE! #2 – Special Live & Talk SIGBJøRN APELAND

2015.07.24(金)
OPEN 19:30/START 20:00
KREI SALON(東京都港区西麻布2-24-2 KREIビルB1F)
¥4,000
出演者:Sigbjørn Apeland(シグビョルン・アーペラン)
聞き手:柳楽光隆@Jazz the New Chapter、若林恵(WIRED日本版編集長)

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