先日第91回アカデミー賞長編アニメーション賞にノミネートされた3月8日(金)日本公開の映画『スパイダーマン:スパイダーバース』。そのサウンドトラックに豪華なアーティストが参加していることが話題に。今注目すべきUSヒップホップ勢が集結している。

主題歌を手がけたのは昨年の<FUJI ROCK FESTIVAL>1日目のホワイトステージのトリを飾り、会場を沸かせたポスト・マローン。フィーチャリングしているのは、先日来日ツアーを敢行したばかりの兄弟デュオ、レイ・シュリマー(Rae Sremmurd)のスワエ・リー(Swae Lee)だ。この曲は米ビルボード・ソング・チャート1位を獲得している。

このフィーチャリングの他にも、リル・ウェインとタイ・ダラー・サイン(Ty Dolla $ign)、そして昨年惜しくもこの世を去ったエックスエックスエックステンタシオンのコラボなど、今旬のアーティスト同士の共演がふんだんに盛り込まれている。他にも、ニッキー・ミナージュやジェイデン・スミスなど大ヒット曲を生み出した大御所アーティストからヴィンス・ステイプルズ(Vince Staples)、スキー・マスク・ザ・スランプ・ゴッド(Ski Mask The Slump God)などこれからが期待のMCたちの曲も。

今作と同じマーベル映画『ブラックパンサー』のサウンドトラックも、プロデューサーにケンドリック・ラマーを据え、錚々たるヒップホップアーティストたちが参加したことで話題に。ハリウッドでも世界のトレンド同様、ヒップホップ旋風が巻き起こっている。これからもどんどんヒップホップアーティストを起用した映画が公開されるかも。もしかすると、映画がきっかけで人気になるMCも登場したり…… 音楽に注目しながら映画を見てみるのもきっと面白いはずだ。

RELEASE INFORMATION

『スパイダーマン:スパイダーバース』オリジナル・サウンドトラック

2019.02.27
¥2,700 (税込)
詳細はこちら