DJ機器を取り扱う名門ブランドPioneerから音楽制作機器ブランド「TORAIZ」シリーズの第3弾モデル、マルチトラック・シーケンサー「SQUID」(スクイッド)が4月26日(金)に発売されることに。

マルチトラック・シーケンサー「SQUID」

「SQUID」は、「TORAIZ」シリーズのコンセプトをさらに深化させ、シーケンス・パターンを素早くプログラムし、そのシーケンス・パターンをよりダイナミックに変化させることで、フレーズを次々に生み出すことができるマルチトラック・シーケンサーとなっている。

「SQUID」の最大の特徴のひとつは、「グルーヴ・ベンド」と呼ばれる業界初の機能だ。この機能を使えば、スライダーを操作することによって、トリガータイミングをリアルタイムに変化させることができる。音を自在に遅らせたり、速めたりもできるので、自分だけのグルーヴ感を生み出すことができるように。

Pionner「TORAIZ」シリーズからマルチトラック・シーケンサー「SQUID」が登場 music190425_squid_2

また、「16パッド」上に打ち込んだサウンドのシーケンス・パターンの再生方向を、ボタンひとつで変更することができる「ランニング・ダイレクション」や、その再生速度に周期的な変化を加えられる「スピード・モジュレーション」機能など、これまでのステップ・シーケンサーとはまるで違ったサウンド表現が可能となっている。

Pionner「TORAIZ」シリーズからマルチトラック・シーケンサー「SQUID」が登場 music190425_squid_3

さまざまな音楽制作機器との同期演奏を可能にする豊富な接続端子も搭載されており、音楽制作やライブパフォーマンスにおける音楽表現の幅を広げることができる。PC上のDAWソフトウェアはもちろんのこと、近年盛り上がりを見せるモジュラーシンセサイザーやヴィンテージ・シンセサイザー、リズムマシンとも同期演奏することが可能に。サウンドのバラエティもこれで充実させることができる。

Pionner「TORAIZ」シリーズからマルチトラック・シーケンサー「SQUID」が登場 music190425_squid_main

さらにプロジェクトのバックアップや、シーケンス・パターンを即座にインポート/エクスポートすることができる無償の専用アプリケーション「SQUID Manager」に対応しており、データを紛失するリスクも少なくなっている。

これだけの機能性を備えるシーケンサーはなかなか見つからない。この利便性があれば、製作作業中のストレスもいくらか緩和できるはずだ。「SQUID」の発売は明日26日。プロのDJ/プロデューサーの方はもちろん、これから音源製作を始める方にもおすすめの製品となっているので、ぜひお買い求めを。

PRODUCT INFORMATION

SQUID

2019年4月26日(金)
希望小売価格:オープン価格
商品名:マルチトラックシーケンサー

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