9月4日に日本に上陸し近畿地方を中心に大きな被害をもたらした台風21号がiPhone XRの出荷台数にも影響を及ぼしている可能性が指摘されています。

液晶ディスプレイの生産のJDIに悪天候の影響?

iPhone XRの液晶ディスプレイの生産を行なっているジャパンディスプレイ(以下、JDI)。

『ニュースイッチ』によると、JDIにディスプレイの主要部材である偏光板、反射防止を供給する日東電工、大日本印刷が工場が7月の西日本豪雨の影響で操業を停止。

さらに、台風21号により関西国際空港が一時閉鎖されるなど物流面でも液晶ディスプレイの生産、出荷に影響が及んでいます。

また、iPhone XRの製造において歩留まりが悪く、製造を担う労働者が不足しており製造に遅れが生じているため、製造をPegatronからFoxconnにAppleがシフトさせたとの報道も。

以上の影響を考慮して、富邦投顧は2第4四半期(10から12月)におけるiPhone XRの出荷台数予測を3,700万台から2,400万台へと引き下げています。

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iPhone XRの一部のカラー・容量の組み合わせで品薄状態になる可能性も

著名アナリスト、メディアが新iPhoneラインナップ中で一番人気のモデルになると予想しているiPhone XR。

ブルー、ホワイト、ブラック、イエロー、コーラル、レッドの6色の豊富なカラーバリエーション、64GB、126GB、256GBの3種類のストレージ容量が用意されています。

一部のカラーと容量の組み合わせに人気が集中し、出荷台数の少なさも相まって一時的に一部のモデルの入手が難しく可能性が考えれます。

iPhone XRは10月19日(金)に予約開始、10月26日(金)に発売となります。

iPhone XR – Apple

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