今年秋にも登場することが伝えられているAppleのフラッグシップiPhoneiPhone 12」シリーズについて、新たな情報が飛び込んできた。

iPhone 12はOLEDディスプレイ搭載にも関わらず、比較的安価に?

OLED専門のリサーチ会社であるUBIリサーチのアナリスト、Chung-Hoon Lee氏の最新レポートによると、iPhone 12シリーズとして発売される5.4インチ6.7インチ、そして6.1インチの2モデルの計4モデルは、OLEDディスプレイを採用したモデルでありながら、現行フラッグシップモデルであるiPhone 11シリーズよりも安価な値段で登場するのではないか、と伝えられている。

Lee氏は、iPhone 12シリーズの中でもローエンドに当たる5.4インチモデルについて、米600〜700ドルの価格帯で登場する、と予測。日本円にして、約64,000〜75,000円の価格帯となる。その理由として、Appleが新たに提携することが噂されている中国のディスプレイ製造サプライヤーであるBOEから、より安価なOLEDディスプレイを仕入れることが可能になることを挙げている。

加えて、iPhone 11の後継機となる6.1インチの(ローエンド)モデルは、iPhone 11で搭載されているLCDではなく、こちらもOLEDとして発売されることが予測されることから、750ドル、日本円にして約80,000円で販売されるようだ。一方で、もう一方の6.1インチの(ハイエンド)モデルと、6.7インチのモデルはiPhone 11 Pro、Pro Maxと同様の価格帯、999ドル〜1,099ドル、日本円にして約107,000〜118,000円で発売されることも合わせて予測されている。

OLEDディスプレイを搭載し、なおApple初の5G対応モデルということで、その販売価格に注目が集まっている中、比較的安価な値段で発売されるとの予測に、ホッと胸をなでおろしている方も多いのではないだろうか? これだけでなく、iPhone 12シリーズはLiDARスキャナを搭載し、カメラ性能も格段にアップすることが伝えられている。多くの期待がかかる最新モデルは今年秋に登場するかも? 続報を待ちたい!

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Photo via EverythingApplePro