発達障害やメンタルに問題を持つ人を対象として、AIとの会話を通じてポジティブなマインドに誘導、自己肯定感を上げることを狙う「モチベーション・インタビューイング」というアプローチで、問題解決を試みるスタートアップ・HoloAsh社がポジティブな繋がり、メンタルヘルスのための繋がりをもつプラットフォーム「Nao.」の提供を北米にて開始することに。

24時間AIが愚痴を聞いてくれる

「Nao.」は、24時間いつでもどこでも気軽に愚痴を言うことができるソーシャルプラットフォームだ。自分が今感じていることをシェアすると、AIエンジンであるAshleeがセラピーの手法に基づいた返答を返してくれるようだ。

心が病んだ時や辛い時に24時間対応してくれ、独自のAIの存在がユーザーの愚痴を聞いてくれる。ユーザー同士の会話もエコチェンバー現象やCyberいじめを防ぐ設計がされており、孤独やストレス、メンタルに問題を抱える人のためのプラットフォームとなっている。

悩みや愚痴を聞いてくれるソーシャルプラットフォームって?「Nao.」が北米にて提供開始 technology190708nao-socialplatform_3-1920x1685

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世界中の悩みや、違いを理解してもらう<We Are All Differentキャンペーン>開始

さらに、<We Are All Differentキャンペーン>も開始される。本キャンペーンは、「違いを持っている人が生きやすい社会を作る」を目的としており、メンタルヘルスの認知と理解を促進するため、そういった人たちの日常・ストーリーを1枚の写真に切り取り、SNS上での拡散を狙うものである。もし心に不安を抱えている方がいるなら、一度試してみるといいかも?

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HoloAsh, Inc. Facebook