2015年4月25日(土)から、26日(日)に開催される一夜限りのアートの饗宴<六本木アートナイト2015>。
六本木アートナイト実行委員会は、2013年、2014年に続きアーティスティックディレクターを務める日比野克彦氏、新設されたメディアアートディレクターを務める株式会社ライゾマティクス代表取締役の齋藤精一氏と共に、今回のテーマ「ハルはアケボノ ひかルつながルさんかすル」に基づいたメインビジュアルおよび主要プログラムを発表した。
メインビジュアルは、今最も注目されているイラストレーターの一人、ファンタジスタ歌麿呂氏がデザインしたもの。
今回のテーマを象徴するメインプログラムとして、齋藤精一氏主導でLEDを実装した光る大型トラックによる<アートトラックプロジェクト ハル号 アケボノ号>を実施。東京ミッドタウン キャノピー・スクエアに常駐する“ハル号”は、東京の様々なデータを集約し、その情報を提灯アレイディスプレイにビジュアライズ。さらに当日は、来場者がスマートフォンで文字やパターンを入力するとその情報がトラックに表示されるというインタラクティブな要素も盛り込まれている。
また、六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、国立新美術館を回遊する“アケボノ号”は、巨大なミラーボールを搭載しており、周辺ではダンスやライブパフォーマンスなども行われる。基点となる六本木ヒルズアリーナには巨大ジャングルジムを用意し、ライトを使ったライブパフォーマンスが実施される。
その他にも、六本木という街の新たな魅力を再発見できるアートスポットを街中に点在させ、インスタレーション展示やパフォーマンスに加え、参加者がいてはじめて成立するアートの形態、体験・参加型のプログラムも多数実施される。また、今年初めて実施したプログラムの公募「オープン・コール・プロジェクト」で採用されたプログラムが街なかに展開され、他にもアート関連施設や団体が同時開催するプログラムも予定されている。
さらに<六本木アートナイト2015>当日は、各美術館やギャラリー、施設で開催されている展覧会の特別プログラムや、開館時間延長、入場料割引、さらに各店舗での様々なサービスなども満載。六本木の街中がオールナイトでアートに彩られる祭典に、ぜひ期待しよう。
(edit byQetic)
Event Information
六本木アートナイト2015
2015.04.25(土)-04.26(日)
START 10:00
開催場所:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、 21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース
入場料: 無料(但し、一部のプログラムおよび美術館企画展は有料)