羽田空港国際線ターミナル4F TIAT SKY HALLにて、<Japan Media Arts Distributed Museum ETERNAL ~千秒の清寂>1週間限定で開催される。

Kyokaや<MUTEK>に出演経験がある瀬賀誠一らが参加

本展は、日本の重要文化からのインスピレーションと、作品づくりにおいて「手法」の継承や現代性だけではなく、文化形成の最重要要素である「時の概念」をつなぎこんだデジタルアート作品を体験できる。4つのデジタルアート作品を鑑賞すれば、希望へのまなざしがこころに生まれる「千秒の清寂という時空」の世界を体感できるはずだ。

作品には、映画『利休にたずねよ』NHK『にっぽんプレミアム』などの題字を担当する木下真理子や、<MUTEK>への出演経験もあるTETSUJI OHNO瀬賀誠一山本信一、実験・電子音楽レーベルの世界最高峰の一つ〈raster-noton〉における初の女性ソロアーティストで、Raster-Media(ケムニッツとベルリンに拠点を置くマルチメディア組織団体)所属するKyokaらが参加。現代のテクノロジーを用いたアート作品が並ぶ1週間限定の<ETERNAL 〜千秒の清寂>は見逃せない展示になりそう!

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作品1:intangible film
テーマ:神域
モチーフ:伏見稲荷大社・千本鳥居(京都府京都市)
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作品2:Fragments (Airport version)
テーマ:日本中世文学 随筆
モチーフ:方丈記・河合神社(京都府京都市)
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作品3:Stillness
テーマ:禅 座禅 茶室
モチーフ:京都建仁寺塔頭両足院(京都府京都市)
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作品4:Moment in Composition
テーマ:伝承・紋・円 自然の美
モチーフ:日本橋(東京都中央区)、麒麟紋章の円で描かれた調和のとれた美しさと自然が描く輪郭
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藤元翔平
東京都を拠点に活動。岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)卒業後、多摩美術大学情報デザイン学科へ編入。テクノロジーを用いて、インスタレーションを展開。それらの構造や振る舞いを通して、生物と無生物の間について探求している。
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國本怜
ニューヨーク出身。慶應義塾大学文学部美学美術史学科卒業。作曲家としての楽曲提供・演奏活動と並行し、国内外のインスタレーション作品において作曲・サウンドプログラミングを手がける。空間音響設計も含めた、あらたな音楽体験を創出する。
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山本信一 
メディアアーティスト、映像作家、オムニバス・ジャパン エグゼクティブ・クリエイティブディレクター。
デジタル機材を使ったモーショングラフィック,タイトルバック,インスタレーションなど数多く手掛ける映像作家。日本科学未来館で行われたMUTEK.JPでプレミア公開したフルドーム作品『Noesis』は、カナダ、メキシコ、ベルギー、サウジアラビアなどでも公開された。
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木下真理子 
書家、兵庫県立大学 環境人間学部 非常勤講師。東アジアで古来受け継がれている伝統文化としての書を探求。専門は漢字(篆書、隷書、草書、行書、楷書を書き分ける)であるが、女性の感性を生かした漢字仮名交じりの書にも取り組んでいる。『第64回正倉院展』(2012年)、映画『利休にたずねよ』(2013年)、NHK『にっぽんプレミアム』(2015年)などに関わる題字を担当。
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Corey Fuller
アメリカ生まれ,日本育ち。現在、東京都在住。ミュージシャン、サウンドデザイナー、エンジニア、映像作家、写真家として幅広く活動中。ヨーロッパ、北米、日本を含め世界各国をツアーで周り、坂本龍一、Taylor Deupree、 Stephan Mathieuなどといった様々なアーティストとコラボレーションを積み重ね、作品を発表。2019年2月に12kより新作ソロアルバム『Break』をリリース。
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THINK AND SENSE
多様化していく社会において テクノロジーをベースとした複合的なアプローチで枠組みの構築からソリューションの開発まで行い,社会実装を試みるテクノロジカル・クリエイティブファーム。
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TETSUJI OHNO / Intercity-Express
音楽家・大野哲二によるサウンド/ビジュアルプロジェクト。1990年代半ばより東京都内を中心にDJとしてのキャリアを経た後,本格的に楽曲制作をスタートさせる。広告音楽の世界と並行して,2014年頃からビジュアルプログラミングによって生成されたA/V作品となる《Triggering》を発表。主な出演として<MUTEK(カナダ、メキシコ、バルセロナ、東京)>などのアートフェスティバルでのパフォーマンスや、<Sunscape Festval(マルタ)>などの野外フェスでのインスタレーション展示なども行う。
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瀬賀誠一<ビジュアル> 
オムニバス・ジャパン クリエイティブテクノロジスト/メディアアーティスト。近年はTVタイトルバック、企業ブランディングなどを演出。アーティストとして国内外でアート作品を発表、ライブパフォーマンスを行う。コンセプトとアルゴリズムを並列に行き来する制作手法で、全天球立体視、球体ディスプレイ、キューブディスプレイなど多様なデバイスでの映像演出も手掛ける。<MUTEK.JP 2018>では抽象的・科学的概念の可視化をテーマにしたフルドーム立体視作品『Noesis』に参加。
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Kyoka<オーディオ>
実験・電子音楽レーベルの世界最高峰の一つ〈raster-noton〉における初の女性ソロアーティスト。現在は「Raster-Media」(ケムニッツとベルリンに拠点を置くマルチメディア組織団体)所属。ベルリン~東京を拠点に,独特な音楽表現で世界を魅了する。2016年に世界一のクラブと称される「ベルクハイン」のパフォーマンスにおいて、観客を熱狂の渦に巻き込みベストアクトと賞賛される。2017-2018年は、スペイン地方政府とEUの招聘によりアートテクノロジーセンターに長期滞在、インスタレーション制作に没頭した。Apple(世界)、ABCマート、ORBIS化粧品他、企業CM音楽の制作も手がけている。
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波戸場承龍<家紋>
紋章上繪師 京源三代目。1956年生まれ。家紋を着物に手描きで描き入れる職人「紋章上繪師」としての技術を継承する中で「家紋」を新しい形で表現したいという想いが強くなり、50歳を迎えた時から家紋のアート作品制作を開始する。NHK テレ『デザインあ「もん」』出演/紋制作。
波戸場耀次<家紋>
紋章上繪師。1983年生まれ。幼少期より父・承龍の仕事場で家紋に囲まれて育つ。2010年 工房「誂処 京源」の立ち上げを機にデザインの面白さに目覚め、独学でADOBE Illustrator/Photoshopの勉強を始める。父の元で紋章上繪の修行を積みながら、家紋の魅力を国内外に発信している。

EVENT INFORMATION

Japan Media Arts Distributed Museum ETERNAL ~千秒の清寂

2020.02.01(土)〜02.07(金)
11:00~20:00 ※最終入場は19:30まで
羽田空港 国際線ターミナル4F TIAT SKY HALL
入場料:無料
アーティスト:藤元翔平、國本怜、山本信一、木下真理子、Corey Fuller、THINK AND SENSE
TETSUJI OHNO/Intercity-Expres、瀬賀誠一、Kyoka、波戸場承龍、波戸場耀次
クリエイティブ・プロデュース:MUTEK.JP

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