説『オワ婚』や映画『未来予想図』など小説家・脚本家として活躍するかたわら、写真展<COLORS>や小説朗読ライブ<世音堂>を開催するなど多方面にわたって活躍する作家・柴崎竜人の新作写真展が開催される。

前回の写真展<COLORS>は、第五代ワンチュク国王の戴冠式に沸くブータン王国にて撮影した写真作品をもとに、柴崎竜人が書き下ろした短編小説を同時に発表する「写真」×「小説」という小説家ならではのセッションであった。3ヶ月間にわたり天王洲にある水辺のレストランT.Y.ハーバー ブルワリーにて展示されて好評を博し、展示作品を含む一連の作品群はワンチュク国王にも寄贈されることに。

昨年につづく第二回写真展として柴崎竜人がテーマに選んだのは、「写真」×「生活」。ある1人のモデルを追って撮影された写真作品。それらが展示されるのは、なんとそのモデルが実際に生活をしている「住居」の中。いままでに類を見ない「侵入型写真展」として、1日限定として開催されることとなる。

本エキシビションの被写体となるのは雑誌「TV bros.」誌の編集者として名物企画の数々を担当している木下拓海氏(36)。サブカルチャーの最先端を切り拓いている木下氏の世界を切り取った作品群は、 氏の拠点となる表参道の住居に展示されることになる。実際にその空間で見る木下氏の生活は写真ではどのように映し出されているのだろうか? 間違いなく不思議な体験となりそうだ。

※本エキシビションは個人邸宅で行われるため、1日のみの開催、完全予約制(100人まで)となり、会場は予約完了者のみに発表される。

柴崎竜人写真展「Under the Tree」

2013.05.06(月・祝)@表参道駅 徒歩3分
OPEN 11:00/CLOSE 20:00
ADV ¥500
※場所詳細は予約完了者のみ発表(先着100名限定)