聴衆により近く、親密な空間で本物のクラシックを気軽に楽しめるイベントとしてドイツで始まり、クラブならではの一体感を生み出すクラシック音楽の新たな試みとして人気の<クラシック・アンダーグラウンド(KLASSIK underground)>が11月10日(金)1夜限定で、SuperDeluxe六本木にて開催されます。

ヨーロッパ以外では初となる日本公演では、“ALIVE PAINTING”で知られる中山晃子が特別ゲストとして共演し、演奏と空間にコラボレーションしながら、その瞬間でしか描けないアートを描きます。

ドイツ発のイベント<KLASSIK underground>が一夜限りの開催。クラシック音楽をクラブシーンへ 170921_KLASSIK-underground_02-700x467

クラシックの新たな境地を切り開く斬新な試み

<クラシック・アンダーグランド>は、市民たちの音楽愛好会として発足し250年という長い歴史を誇る、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(GHO)のメンバーが中心になってスタートしたイベントです。

ある日、コンサートホールでの演奏を終えた後、文字通り、地下へ移動し、ライプツィヒの街を代表する洞窟のようなクラブ、モーリッツバスタイで演奏を続けたことがきっかけとなり、斬新かつユニークで21世紀的なコンサートとして大成功。

この取り組みは各国から注目を集めるようになり、2017/8シーズンは、なんとボストン交響楽団(BSO)と海を越えての初めてのコラボレーションが実現。通常のクラシックコンサートでは見ることのできない両楽団、初の共演が繰り広げられます。

中山晃子による ”ALIVE PAINTING” とのコラボレーションも

Akiko Nakayama -Alive Painting-

さらに、ヨーロッパ以外では初となる日本でのこの1夜限りのイベントでは、空間と呼応して生きた絵を描き出す、アーティストの中山晃子も登場。

ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団とボストン交響楽団の両楽団が奏でる音楽に載せ、色彩と流動の持つエネルギーを利用して、その場限りの映像を描き出します。

<クラシック・アンダーグラウンド・イン・東京>は、東京を代表するカルチャースポットであり、先鋭的で実験的なパフォーマンスを表現する場であるSuperDeluxe六本木を会場に、従来のコンサートホールとは全く違った音楽体験を提供してくれるイベントです。

EVENT INFORMATION

クラシック・アンダーグラウンド・イン・東京

ドイツ発のイベント<KLASSIK underground>が一夜限りの開催。クラシック音楽をクラブシーンへ 170921_KLASSIK-underground_03-700x668
2017.11.10(金)
OPEN 19:30/START 20:30
SuperDeluxe 六本木(東京都港区西麻布3-1-25 B1F)
ADV ¥3,000/DOOR ¥3,500(1ドリンク込)

バイオリン:エリタ・カング (BSO) カミーユ・グトン (GHO)
ビオラ:タリア・ペトロシャン (GHO)
チェロ:ガヤネ・ハチャトゥリャン (GHO)
ホルン:ジェームス・サマーヴィル (BSO) アンドレアス・プーシェ (GHO)

中山晃子 « Alive Painting »

<予定曲目>
ドミトリー・ショスタコーヴィチ / 弦楽四重奏曲第9番 変ホ長調 作品117
ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン / 六重奏曲 変ホ長調 作品81b

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edit by 右近美紗紀