昨年から続くコロナ禍が猛威をふるい、今年のゴールデンウィークはおうちで過ごす人も多いのではないでしょうか? おうちにいる機会に、ゆっくりと写真を眺めたり、こだわりの質感を感じることのできるアートブックにも注目が集まっており、Qeticでも『アートブックノススメ』として、毎月編集部がピックアップしたアートブックを紹介しています。

今回は特別版として、クリエイターやアーティストのオススメの書籍をご紹介! アーティストたちの本棚にはどんな本が並んでいるのか、中でもオススメの一冊とは!? リアルな本棚の写真と共に、お気に入り書籍の紹介コメントも。長く休みが続くゴールデンウィークのお供となる本を見つけられるかも!

今回は、岐阜県在住のDJで、全国各地を飛び回りながらオンラインショップ〈大福RECORDS〉を運営するnutsmanが『へたも絵のうち』/熊谷守一をピックアップ!

nutsman – 『へたも絵のうち』/熊谷守一

アートブックノススメ:番外編|nutsman -『へたも絵のうち』/熊谷守一 column210506-nutsman

アートブックノススメ:番外編|nutsman -『へたも絵のうち』/熊谷守一 column210506-nutsman-2

高校生の時に出会ってから、なんだか人生がヘンテコに進んでいるような気がします。南方熊楠と並ぶ人生の師です。

画壇の仙人の異名も誇る、岐阜県は中津川市付知町(旧恵那郡付知町)出身の画家「熊谷守一」による自伝、エッセイ。
晩年は自宅の小さな庭に集まってくる生き物や植物を抽象度の高い平面構成、それらを囲む独特な輪郭線と色彩で描いた。

購入はこちら

PROFILE

nutsman プロフィール

アートブックノススメ:番外編|nutsman -『へたも絵のうち』/熊谷守一 column210506-nutsman-3

岐阜県は飛騨高山の生まれ、岐阜市在住のDJ。MdMと長良川。全天候対応型のセレクター・スタイルで今日も大小上下外内問わず人が集まる場所に花を添え続けている。2018年には電子音楽家「Free Babyronia」が主宰する「AUN mute」より渓流魚「アマゴ」の一生を題材にした初の流通作品「amago」を、2020年にはカクバリズムよりデビューした「Ogawa&Tokoro」が主宰するカセットレーベル「Oriental Tapes」より「sumi kawa」、東京在住の気鋭DJ、プロデューサー「Torei」とのスプリットMIX TAPE「SFTM 003」をリリース。自身の琴線に触れた音源+αを取り扱うオンラインショップ「大福RECORDS」も営んでいる。

InstagramTwitterSoundCloud大福RECORDS

アートブックノススメ