いやー夏ですね、今年もプロレスの季節がやってきましたね!夏は各団体大きな大会が目白押しで、ファンとしては大忙しの季節になってきました。ということで先日、鈴木軍の大会<We are SUZUKIGUN>に行ってきました! 2011年に鈴木みのるを中心に結成された鈴木軍は多くのスター選手を巻き込みながら勢力を拡大。あらゆる団体を横断し、今では主にNOAHを戦場として猛威をふるっています。特定の団体のみに属していないので、鈴木軍の大会は各団体のオールスター大会みたいになるんです! これは迷わず行くでしょう!! みなさんもぜひ次回行ってみてくださいね。

そういうわけで今回は鈴木みのるでボンバイエしたいと思います。総合格闘技にも積極的に参加をしていた鈴木は、試合運びも繰り出す技もとてもテクニックのある実力者。しかし、そのヒールさゆえに付いた名前は「世界一性格の悪い男」。インタビューとかマイクパフォーマンスを聞いてると、本当に性格が悪くてかっこいいんですよね。あらゆる選手を挑発し、その確かな実力で抗争を繰り返してきました。まずご紹介したいのは鈴木のテクニックが伝わりやすいと思ったTAKAみちのくとの試合。どうぞ期待してご覧ください。

鈴木みのるVSTAKAみちのく

最後の「ゴッチ式パイルドライバー」の破壊力すごかったですよね。鈴木の師は「プロレスの神様」と呼ばれるカール・ゴッチ。ゴッチ直伝の闘いのスタイル、テクニックはしっかりと鈴木に受け継がれていて、鈴木の必殺技「ゴッチ式パイルドライバー」の破壊力は見ていてもその凄まじさがわかるほどです。次にご覧頂きたいのは2005年に行われた小橋建太とのタイトル戦。真面目なプロレス一筋で栄光を掴んだ小橋とヒールに染まった鈴木の対戦がとてもおもしろかった一戦です。パワーの小橋vsテクニックの鈴木といった試合でした。

NOAH Kenta Kobashi vs Minoru Suzuki 01.08.05

鈴木みのるは昔、組長こと藤原喜明が率いる藤原組に所属していました。そんな師弟関係にある藤原と鈴木が2006年にタッグを組んだことがありました。みんなテクニシャン&健介以外はヒールキャラというとてもレアなタッグマッチでした。試合には負けましたが藤原・鈴木組の一方的な試合展開!

BML – Kensuke Sasaki & Kazunari Murakami vs Minoru Suzuki & Yoshiaki Fujiwara

いかがでしたでしょうか。グレートムタや蝶野、最近で言うと内藤哲也もそうなんですが、ただヒールなだけでなくしっかりと実力を兼ね備えているからこそ、よりかっこよく見えてきますよね。それでは最後に、今まさに抗争を繰り広げています鈴木みのると潮崎豪の試合をご覧頂きたいと思います。金丸が潮崎を裏切って鈴木軍に入った衝撃的な試合でした。
今年はこれからがプロレスの季節!!熱いレポートをたくさんしていきますね。ぜひ会場でもお会いしましょう。次回のみちくさボンバイエもお楽しみに、それでは。

Go Shiozaki vs Minoru Suzuki NOAH