ここで本題。拷問博物館と言えば! 日本でも御茶ノ水の明治大学の地下に拷問器具が展示されている博物館があるんですよね。レプリカではあるものの、アイアンメイデンなどが置いてあったり、ほかにも江戸時代に使われていたような拷問器具のレプリカが飾られていて、さらには入場無料と言う太っ腹な博物館! なのですが、かなりアカデミックな雰囲気のかしこまった博物館で、不気味さや怖さはまったく感じられません。

しかし、ここポーランドの拷問博物館と言ったら! 地下に続く階段を下りると、左手が拷問器具コーナーになっているのですが……これ、お化け屋敷が苦手な人は、一人で入るのは辛いレベル(笑)。

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明治大学のそれとは違い、アカデミック要素0! 無駄に雰囲気にこだわっちゃって、照明もかなり暗く、もう狙って選んだとしか思えない不気味な赤いライトアップがなんとも恐ろしい雰囲気を醸し出しています。真っ暗な中、ぼんやりと照らし出される数々の西洋の拷問器具に混ざって、斧を持った処刑人のマネキンが突っ立っていたりして、もう怖いのなんのって! 「マジか! ちょっと……え~! 怖いって!」と、実はお化け屋敷が苦手なわたしは、終始独り言が止まりませんでした。

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そして、さすがドイツの国境まで1時間のところにあるこの博物館、拷問器具展示エリアでは終始ドイツ語の解説が流れていました。各展示物に、ポーランド語、ドイツ語、英語で解説がついているのですが、まぁ~照明が暗すぎて読めない。これは日本語で書いてあったとしても読めないレベルではないかと思うくらい照明が落とされていますからねっ。そして、地下と言うこともあって、館内はひんやりと冷たくよどんだ空気が漂っていて、今にも拷問器具から滴る血の匂いがしてきそうな気さえします(気のせい)。

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展示されていた拷問器具は、アイアンメイデンや三角木馬、ギロチン、座面がギザギザになっているイス、その他こまごまとした器具(指を切り落とすものとか?)などなど、多種多様な器具が取り揃えられています。もはやエロティシズムすら感じるこの空間に、昔働いていたフェティッシュバーを思い出して懐かしい気分に浸りましたとさ……あのM男、元気かなぁ……。

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博物館の様子はわたしのこちらの動画でも見られますので、興味のある方はぜひ! 拷問コーナーは照明が暗すぎて、カメラが照準を合わせられずにぼやけちゃっていますが、それがまた怖さに拍車をかけていますね(笑)。そして、BGMに使ったポーランド産ブラックメタルFuriaの曲がピッタリ!

ポーランドの拷問博物館に行ってみた【Torture museum in Poland】