今年はコロナ禍の中、人と会う機会が減り、オンラインで繋げてゲームをしたり、スマホゲームについ熱中する人も多かったのではないでしょうか? そんな2020年、アーティストたちはどんなゲームに夢中になったのか、どんな感想をもったのか。

Qetic編集部では『THE BEST GAMES OF 2020』と題し、アーティストたちが今年ハマったゲームの紹介企画を実施。
お家で過ごす年末年始のお供となる作品を見つけられるかも!

今回はギタリスト/プロデューサーの関口シンゴが『ピクミン3 デラックス』をピックアップ!

『ピクミン3 デラックス』

14歳でギターを始めるまではほとんど全ての情熱をテレビゲームに注ぎ込んでいた少年時代でした。しかしながらギターを始めてから今年38歳になるまで、ゲームをやる機会は現役時代の1%未満。もうこのままゲームに熱くなることはないだろうな、と思い始めた矢先の2020年の自粛期間。子供がプレゼントでもらったニンテンドーSwitchに呼び寄せられるように自主的なリハビリをスタート。『あつ森』やマリオ関連のソフトを経て、いつの間にか夢中になっていたのは『ピクミン3 デラックス』でした。

グラフィックの感じから子供向けのソフトだろうな、と先入観を持ちつつも、なにかの記事で「松本人志さんがピクミンの大ファン」だというのを見かけて、心のどこかでずっと気になっていたのです。

物語は主人公の3人が食料を求めて未知の惑星に降り立ち、そこで出会った不思議な生き物「ピクミン」の力を借りながら問題を解決していくというもの。

ピクミンは全部で7種類。それぞれ性質や得意分野が違うのが面白いんです。火に強かったり体が固いのがいたり電気に強かったり穴掘りが上手だったり……彼らの力をうまく引き出しながら食料確保や敵を倒すミッションを進めていきます。

仕事の合間の息抜きのつもりだったこのゲーム。しかし、癒し系のキャラクターの見た目とは裏腹に、実際にやってみると頭を抱えてしまうほど奥が深い。適材適所の人事や作業効率をしっかり考えないとスムーズに物語が進んでいかないので、気がつけば完全に「プロデューサー脳」で必死にプレイしていました。

多くなると100匹のピクミンに指示を出すことになるので、なんだかリーダーとしての資質を問われているかのようです。自分が動ければ早いけれど、一人で出来る仕事の大きさはたかが知れている。でも、誰かに無駄のない指示を的確に出すのは案外難しいもの……

今の自分の仕事にも通じる要素がたくさんあって楽しいやら、でもなんだか楽しいだけでは済まない学びが見え隠れします。昔は単純なアクションゲームばかりやっていましたが、大人になった今、また違ったゲームの面白さを再発見。

やっぱりまだまだゲーム熱は冷めそうにありません。

ピクミン3 デラックス

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THE BEST OF 2020

PROFILE

関口シンゴ

THE BEST GAMES OF 2020|関口シンゴ -『ピクミン3 デラックス』 column201230_thebestof-_sekiguchi_shingo-1440x960
ギタリスト/プロデューサー。
Ovallのギタリストとして、またソロアーティストとして国内外のフェスに出演。ジャズ、ソウル、ロック、ポップスなどを独自のセンスで解釈した音作りが世界中から賞賛される。
プロデューサー/ギタリストとして、あいみょん、矢野顕子、Chara、秦基博、坂本美雨、藤原さくら、さかいゆうなどのライブや作品に参加。
最新シングル「North Wing」が300万回の再生回数超え、またInstagramやYouTubeでほぼ毎日公開中の演奏動画が話題となっている。

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