/遅くなりました……/

ご無沙汰しております!
〈YesterdayOnceMore〉のシゲ(shigge)です!

随分とご無沙汰していましたYOMのコラム…
本当に申し訳ないです… まさか1年以上コラムが空いてしまったことをここに謹んでお詫びいたします…

/遅くなりました… pt.2/

そしてここからが本題の報告 ヨムから5作品が先日リリースされましたー!! やっとかよ…って声が聞こえてきそうですが、最高の作品だと自負してます! まず1つ目の作品。

ノブ(NOBU)『Save Yourself』

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可愛くないですか? 僕はすごい好きなんです。笑
前々回のコラムにて、ヨムのツアーにも参加したアメリカ在住のビートメイカー、ヨシノブ(Yoshinobu)の別名義、それがノブ(NOBU)!

ヨシノブ(Yoshinobu)名義でも全面に出ていた、優しく、綺麗なサウンドはそのままに、バンガー要素を封印した意欲作! 春の昼の木漏れ日や、秋の夜の涼しさのような優しくて、繊細で、ちょっぴりセンチな気分にさせてくれるような、そんな作品。聴く人のそばにそっと寄り添ってくれるはずです。
よし、今すぐ視聴だ!!笑

次はあのセイホー(seiho)、オカダダ(okadada)のイベントにも出演したエイギル(ÆGIL)改めて、ダイジョウカイセイ(Daijo Kaisei)の2作品!

ダイジョウカイセイ(Daijo Kaisei)『kanka – EP & kanka – single』

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カイセイ君と一緒に作ったジャケ

まずは彼との出会いについて触れておきます。
前回のコラムでも紹介した2017年、僕とDJ NHK Guyのリリースツアーが東京で開催された同じ日に、セイホー、オカダダ主催の参加型イベント<at the corner>に出演していたのが、当時エイギル(ÆGIL)と名乗っていた彼でした。僕もそのイベントがデイパーティであったので、遊びに行ったんですが、たまたまそこで 彼のプレイを見ることができました。

ただ程なく僕はイベントのリハーサルなどでそのイベントを後にしました。
そして僕らのリリパがスタート。

するとイベント終わりでエイギルくん含め、そのイベントに参加してたアーティストが数人遊びにきてくれていました。ライブよかったよ、と声をかけて少ししか話せなかったんですが、彼も俺のライブをみてくれてたみたいで、その後彼から連絡がありリリースしよう!っていう、流れでしたね、たしか!

そこから彼は1年間しっかり頑張って高めてきてくれました! その作品がこの『kanka』シリーズ!
デモで聴いた時の衝撃は忘れません! 今のユースの世代が俺がドンズバで通った音楽をやるのかー……って。

まぁ俺が老けただけなのか、時代が一巡したのか、はたまた両方なのか… 今でもそこはわかりません。彼の音楽そのものがそういったたぐいの、”モヤモヤ”をはらんでいるのかもしれないなと。これは決して悪い意味ではなく、ティーンから大人になる瞬間って独特のモヤがかったなにか得体の知れないものに包まれてると思うんです。たしか著名な作家さんも言われてたと思います。

ある人は旅に出たり、ある人は恋人と別れたり、でも彼はこれを作った。 一生吹っ切れることはないであろう、ティーンから大人に、そんな瞬間を生きてる彼にしか出せない音だなと! 本当に荒みきったおじさんにぜひ聴いてほしい!笑

まぁこれは個人の見解ですので、聴いたみなさんで、また色々感じてもらえればなとおもっています!

Moment Joonとのコラボも

そして忘れてはいけないのは、関西を代表するラッパーとのコラボも特筆すべき点です! 僕らも以前福岡に呼んでライブもしてもらったことのあるモーメントジュン(Moment Joon)氏!

“Devotion”。この曲、デモ段階からかなり良くなってて、完成した曲聴いて、不感症と化してた俺の肌に鳥肌が立ちました! なにがいいのか? 聴いたらわかりますので、聴いてみて!笑

まさかkaisei君と同時期にアルバムをリリースしたダイチヤマモト(Daichi Yamamoto)氏!
“LORD” この曲、一瞬なにが起きてるのわからなくなりましたね。 良すぎてボケーっと8リピートくらいしてました。
自分がラッパーで、このオケでラップしてくれ! って頼まれたとして、こういったものに 仕上げれる自信ないし、まずこういう発想に至らないし、逆に僕がラッパーにビートを提 供するにあたって、ここまで削ぎ落としたものを送って大丈夫なのか……? ってなるので、 若き天才が2人も揃うとわけわかんないくらいいいものってできるのだなってすっごい側で 感じました。笑

今回のリリースにあたって、日本語詞っていうものの扱い、考えが変わりました。レーベルとしてのバランス感覚的には、ラップも含め、日本語で歌っている曲、の取り扱いには非常にデリケートな問題でした。というのも、僕ら自身が目指す方向として、ひいては、僕ら自身がかっこいいと思う指標 となるもの、の中に、日本語詞がかなりハードルの高い基準で位置しているからです。もちろん、日本語詞にもかっこいい音楽はたくさんあります。しかしその中でもかなりのクオリティがない限りかっこいいにはならないし、“クオリティ=高予算”って場合はまぁあるわけです。

しかしながら、この作品はそんなものを超越する良さがあります。加えて低予算であるのも間違いないですね。笑
まぁ自分たちの価値基準なんて1つの作品で吹っ飛ぶのだなというのも感じました!笑
そして、この作品についてコメントをいただきましたので、ご紹介いたします!

傘の柄を滴る雨水が指を伝い
そのふっくらとした太ももを濡らす
割れたコロナの瓶、君を引き寄せる
ラストオーダー 23:30
排水口にはキャンディとキリンの死体
こんな夜なら寂しくないのに(seiho)
“Ægill”という友人は生意気でクラブにいればキャパを超えるほど酒を煽り、踊り狂い、明け方はこの世の終わりのような顔をして帰っていく所謂「お調子者の若輩者」。だがそんな彼が作る音楽はいつもどこか繊細さを身に纏い浮遊感のあるステップでフロアを魅了し掴めない「シンデレラ」の様なエモさと美しさがある。ウケる。
“Daijyo Kaisei”の世界観を写す新しい楽曲たちは2名のラッパーをFeatした曲を含め、人 の脆さと強さ、美しさを連想させ魅してくれた。僕はこれからも一人の友人として、一フ ァンとして彼の音楽を聴き続けるだろう。ありがとう(Jonah’s Ilka)

ブリサ(BRISA)『Brick Bounce Extra』

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緑が鮮やかで夏っぽい!

本人に言うと、その呼び名はやめてくれ!って言われるんですが、僕の師匠です。笑
しかしながらBRISAさんって誰?って方もいらっしゃると思うんでちょっと説明していこうと思います。下記リンクからBRISAさんのプロフィールを確認できます!

BRISA プロフィール

すっごく簡単にかつ敬意を忘れずに言わせていただくと、メジャーデビューも経験した素晴らしいアーティストなんです!!
そしてみなさんそろそろ気になってると思うんですが、なんでそれほどまでのアーティストが福岡の小さなレーベルからリリースしたの?
うんうん。そーですよね。僕が1番思ってますもん。笑
プロフィールにもあるように現在は福岡に拠点を置いておりまして、2015年に初めて俺はお会いしたんですが、はっきり言ってその時の記憶はほぼありません。笑
とゆうのも、〈TREKKIE TRAX〉を始めて福岡に呼んだ時にパーティに遊びに来ていただいてて、僕は死ぬほど酔っ払っていたので、出会いはほとんど覚えてません。笑

その後ブリサさんが福岡で主催されてるパーティなどに呼んでいただいたりと交流を重ねて行きました。
その中で特に僕は音楽的な部分や、仕事、人間関係などのメンターとして、色々相談にのっていただきました。
そこまでくると懐に入るのがうまいのが我々ヨムですので、すぐさま仲良くなりました。笑
そしてたしか昨年末あたりから、ブリサさんの作品をヨムからだしていただけないか? といった相談をしていったと思います。
どうなるか不安でしたが、さすがは僕の師匠、二つ返事で了承していただきました! まじ漢気! 感謝感激ですわ!笑

そしてこの作品のリリースに関しては、いつものヨムのリリースとは少し変わってて、先にブリサさんが2曲入りのシングル作品として、ブリサさんのbandcampからリリースされています。

これが実はBandcamp weeklyに選出されるという流石の師匠アタックをしていただけたのでした! その2曲に加えてさらに2曲追加してヨムからEPとしてリリースしたという流れです。作品に関しては本当に最高の夏EPになってます!
毎夏聴けますよ! 本当に! 僕個人はBrick Bounceが最高に大好きなんで、おススメです! が、全曲最高なんで、とりあえず聴いて、みなさんの好き! を見つけてもらえればと思ってます!

続きまして、私事なんですが、

シゲ(shigge)『Like a melting tapi』

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目が痛くなるくらい黄色!笑

まずジャケにも写ってるように、そしてタイトルでもわかるようにこの作品は溶けていくようなタピオカをイメージしました。
タピオカってなんかワクワクしちゃうんですよね、僕。笑
単純に甘党なので、あんなモチモチした食感のものが、コーヒーとかではなくミルクティーなどのフレーバーで飲めるって最高! ってなるんですよ。笑
ただこの作品の制作期間あまり外出してなかったので、なかなかタピオカを飲みにいける機会もなかったので、タピオカを思いを馳せてこんなタイトルにしました。

長々とふざけた説明に目を通していただいて本当に申し訳ないなと思いますが、とりあえず聴いてみてください!
いい曲だと自負してますので!笑

/ここからが本題/
そしてこの度、ブリサさんと僕とでコラボしてなにか作ろうってことで、オネスティー(Ohnesty)を結成しました!

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結成秘話とか、制作秘話とかは次回やれたらとも思っています! 制作期間約1年半! 渾身の6曲入りEP!

オネスティー(Ohnesty)『Time To Be Honest』

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そして9月27日にサブスクリプション各社、ダウンロード販売が解禁されました! 実は細々とシングルでリリースしていたんですが、やっと全て聴いていただけるようになりました! 長かった……そして色んな方からもご支援いただいてて、色んな人のミックスにも入ったりとかで、その中でもジャイルス・ピーターソン(Gilles Peterson)のミックスにも入ったりとかで、本当に関係各所には頭しか下がらないですよ……。

加えて! 10月9日にはこのリミックスEP『Time To Be Honest Remixes』もリリースされます!
参加アーティストは、ディージェーエヌエイチケーガイ(DJ NHK Guy)、アールジーエル(RGL)、メトメ(Metome)、アンドリュー(andrew)、ダイジョウカイセイ(Dqijo
Kaisei)、ファイヤーエムジェー(FIRE EMJAY)! 我ながらマジで最強の布陣って感じです! 仮にクラブミュージック界のオリンピックとかあったらそのままスタメンって感じです! と、かなり色々いってますが、いいリミックスって原曲よりカッコいいってことあるじゃないですか? まぁ全曲それです!笑
このリミックスEPについても次回ふれますので、お楽しみに!

『Time To Be Honest Remixes』

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10月9日リリース!

そして、このオネスティーのリリースを記念してリリースパーティーが開催決定!
リミックスEPに参加したアーティストも勢揃い! これまた我々らしい、東京では絶対一緒にみれないアーティスト達が一同に介します! ラウンジはアンドリューが主催するパーティー<andrew lounge>の5周年記念スペシャル版が、ブッキングを担当していたりと、本当にめでたい尽くしです! このイベントの後日談も次回かけたらとも思っていますので!

ぜひみなさんお待ちしてます!

EVENT INFORMATION

Ohnesty Time to be ohnest release party

〈YesterdayOnceMore〉コラム|Ohnestyを結成しました! column190926-yesterdayoncemore-5

2019.09.28(金)
OPEN 16:00
EBISU BATICA
ADV ¥2,300/DOOR ¥2,800 ※ドリンク代金別

ACT
Ohnesty
Metome
Daijo Kaisei
isagen

DJ
103i
RGL
Keita Kwakami
andrew
fire emj

Lounge
-presents by andrew lounge-

_fuux
Yumeka
Oyubi
Jordan
blackgrassG
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