世界的な人気を誇る日本のマンガ家・大友克洋原作の『AKIRA』のハリウッドでの実写化が長年取りざたされ、未だ実現にまで至っていない中、その監督を務めることが決定しているタイカ・ワイティティが現状について説明し、話題となっている。

『AKIRA』実写化が遅れている理由は?タイカ・ワイティティが言及

インタビューに応えたワイティティは『AKIRA』実写化の制作が進んでいない現状について「あいにく、AKIRA(制作)のタイミングは、本当に脚本に力を入れて取り組んでいるから、撮影スタートの日取りを遅らせ続けることしかできていないんだ」と語っている。

また彼は、自身が監督を務めているマーベル・スタジオ作品「マイティ・ソー」シリーズが完結していないことも遅れの理由のひとつとして挙げている。「結局僕らは何週間か先送りにしてしまって、「(マイティ・)ソー」のスケジュールに食い込んでしまったんだ。ふたつの制作スケジュールはとても近かったからね。そのままどんどん遅れていって、「ソー」の制作スケジュールに食い込みすぎてしまって、(『AKIRA』実写化を)実現させるのが難しくなった」と説明している。

『AKIRA』の実写化はレオナルド・ディカプリオがプロデュースすることも決まっており、制作を始めてからすでに17年もの月日が経っていることも知られている。果たして実現する日は来るのだろうか?

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『AKIRA』実写版実現なるか?監督タイカ・ワイティティが可能性を語る film191024_akira_taika_main
Photo via @taika.waititi(Facebook)