世界中に衝撃と感動を巻き起こした『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)をはじめ、破格のメガヒット超大作によって次々とエンターテイメント史を塗り替えてきたマーベル・スタジオ。そんなマーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギが「新たな“アベンジャーズ”に続く作品」と明言する最新作にして最注目作品『アントマン&ワスプ:クアントマニア』が、2月17日(金)に劇場公開される。

公開をいよいよ翌週に控えた本作。世界中から熱い視線が注がれている中、豪華キャスト・スタッフ陣が集結するワールドプレミアが2月7日(火|日本時間)、アメリカ・ロサンゼルスのリージェンシー・ヴィレッジ・シアターにてワールドプレミアが開催された。

Best Of Red Carpet Moments|Ant-Man and The Wasp: Quantumania

本作の舞台となる、量子世界の壮大かつ何が起こるか分からない未知数な世界観を彷彿とさせる装飾の会場に、アントマンやワスプをはじめ、カーンのコスプレをしてゲストの登場を今か今かと待ちわびる大勢のファンたちに現地の熱狂ぶりが窺える。

サイズを自由に変えて戦う、アベンジャーズ最小のヒーローにして本作の主人公アントマン/スコット役のポール・ラッド。アントマンの頼れる相棒として脅威に立ち向かうワスプ/ホープ役のエヴァンジェリン・リリー。マーベル史上最凶の敵としてアントマンたちを立ちふさがるカーン役のジョナサン・メジャース。さらにスコットの愛娘であり、時間や空間の概念を超越した“量子世界”を監視する装置を作り、大騒動を起こしてしまうキャシー役のキャサリン・ニュートンに加え、マイケル・ダグラス、ミシェル・ファイファー、ビル・マーレイら豪華キャスト陣。

来週公開『アントマン』最新作のワールドプレミアが開催|主演ポール・ラッド、ケヴィン・ファイギらがコメント film230207-antman-wasp-qm
LOS ANGELES, CALIFORNIA – FEBRUARY 06
左から:ケヴィン・ファイギ(マーベル・スタジオ社長)、マイケル・ダグラス(ハンク・ピム博士役)、キャスリン・ニュートン(キャシー役)、ジョナサン・メジャース(カーン役)、ポール・ラッド(アントマン役)、エヴァンジェリン・リリー(ワスプ役)ミシェル・ファイファー(ジャネット役)、ペイトン・リード監督、ヴィクトリア・アロンソ(プロデューサー)、スティーヴン・ブルサード(プロデューサー)
atthe Ant-Man and The Wasp Quantumania world premiere at Regency Village Theatre in Westwood, California on February 06, 2023.(Photo by Alberto E. Rodriguez/Getty Images for Disney)

そして過去2作の『アントマン』シリーズも手掛けているペイトン・リード監督、マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギらがレッドカーペットに登場。他にも日本語版 吹替声優の発表で異例ともいえる“出番なし”で話題となったウー捜査官役のランドール・パーク(日本語版声優:宮川大輔)や『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』にて初登場し、原作コミックではアイアンマンの後継者とされるアイアンハート/リリを演じたドミニク・ソーン、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』にて初登場となったアメリカ・チャベス役のソーチー・ゴメス、ディズニープラスにて配信中の『シー・ハルク:ザ・アトーニー』にてシー・ハルク/ジェニファーの親友であるニッキ役のジンジャー・ゴンザーガらがスペシャルゲストとして登場するなどファンたちを大いに沸かせた。

Ant-Man and the Wasp: Quantumania|Red Carpet LIVE!

プレミアではマーベル・スタジオ社長ケヴィン・ファイギが「作品を待ち望む全世界のファンに向けて「本作は単にひとつの新しいストーリーであるのでなく、途切れなく続くひとつの『家族』のストーリーであると言うところも魅力です。他のどの映画と比べてもね。スコット・ラング、ホープ、そしてキャシー、複数の父子関係が描かれて、それは見ていて温かくなるものですが、本作ではそんな彼らを量子世界に突き落とします。本作ではカーンが登場しますが、これは私たちが何年も待ちに待っていたことです。ディズニープラスの『ロキ』のシーズン最終話でカーンの別バージョンを同じくジョナサン・メジャースが演じて少しだけその姿を垣間見ることが出来ましたが、本作『クアントマニア』においてジョナサン・メジャースは鮮烈的なデビューをしますので、観客の皆さんに早く観てもらいたいです!」と熱いコメントを寄せた。

Kevin Feige Reveals More About Phase 5 And Kang At The Premiere of Ant-Man and The Wasp: Quantumania

さらに主演のポール・ラッドは好きな日本のキャラクターについて「やっぱりゴジラかな!アベンジャーズへの参加はもちろん大賛成だよ!」とゴジラ×アベンジャーズという夢のコラボレーションについても言及。本作については「アントマンの最初の2本の映画は、『家族』というもの、親と子供との関係というものに焦点を大きく当てましたが、それは本作でもまったく変わりません。ただ、本作では状況が少しばかり途方もなく大変にはなっていますが。テーマは変わりません。」と『アントマン』シリーズで描かれている“核”の部分について触れたのち、「マーベルのようなファンを持っているものは他にありません。ここに入る時にコスプレをしているファンを実に多く目にしましたが、それがアベンジャーズのコスプレばかりでなく、少しマニアックなものまで ありました。ファンのアントマンに対する深い愛情を見せつけられて嬉しいです。本作を見て楽しんで貰って、今後新しいアベンジャ ーズで起こることにワクワクしてもらえたらさらに嬉しいよ!」とファンへの感謝を語った。

Paul Rudd on Traveling To The Quantum Realm in Ant-Man and the Wasp: Quantumania

本作は身長わずか1.5cmの最小ヒーロー、アントマンとワスプが<量子世界>に導く装置を生み出した娘キャシー達とともに、ミクロより小さな世界へ引きずり込まれてしまうところから始まる。そこで待ち受けていたのは、過去、現在、未来すべての時を操る能力を持つ、マーベル史上最凶の敵、征服者カーン。彼がこの世界から解き放たれたら、全人類に恐るべき危機が迫る……。

「アントマン&ワスプ:クアントマニア」本予告

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』

2月17日(金)全国劇場公開

監督:ペイトン・リード
製作:ケヴィン・ファイギ
出演:ポール・ラッド/エヴァンジェリン・リリー/マイケル・ダグラス/ミシェル・ファイファー/ジョナサン・メジャース/キャスリン・ニュートン/ビル・マーレイ 他
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
©Marvel Studios 2022

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