ャン=リュック・ゴダール監督の新作3D映画『さらば、愛の言葉よ』が、1月から東京・シネスイッチ銀座ほか全国で公開される。

人妻と独身男、1匹のウェルシュシープドッグを巡る会話劇を実験的な映像美で描いた作品。今年の『第67回カンヌ国際映画祭』でグザヴィエ・ドラン監督の『MOMMY』と共に審査員特別賞を受賞している。

ゴダール、新作は3D! 映画『さらば、愛の言葉よ』1月公開 film141211_godard3d_1

キャストは、エロイーズ・ゴデ、カメル・アブデリ、リシャール・シュヴァリエ、ゾエ・ブリュノー、ジェシカ・エリクソン、クリスチャン・グレゴーリら。また、劇中に登場するウェルシュシープドッグは、ゴダールとパートナーのアンヌ=マリー・ミエヴィルの愛犬・ロクシー。同作でロクシーは、優秀な演技を披露した犬を表彰する『カンヌ国際映画祭』パルムドッグの審査員特別賞を受賞している。

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半世紀以上も前、スタジオ撮影が当たり前の時代に、『勝手にしやがれ』(59)でカメラを屋外に持ち出し、街の空気感をそのままスクリーンに映し出して世間を驚かせ、カメラワークや編集、演出、台詞、俳優の扱いなど多くの革命を起こしたゴダールが今、新旧の技術を斬新に組み合わせた“映画芸術”として、3Dの可能性に挑み、遊び心たっぷりに3Dという手法を変革する衝撃作!

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60年代から半世紀以上、既存の手法にとらわれず、常に斬新な(新しい)表現で映画界を牽引し続ける巨匠が今度は、3Dで未来の扉を開いた。「常に処女作を作る」と公言するゴダールの“新しい波(=ヌーヴェルヴァーグ)”の進化形と呼ぶべき本作は、フランスのみならずニューヨークでも大ヒットし、若い世代の熱い視線が注がれている。

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さらば、愛の言葉よ

第67回カンヌ国際映画祭 審査員特別賞 / 第14回パルムドッグ 審査員特別賞
2015 年1月、シネスイッチ銀座ほか全国ロードショー!

監督・編集・脚本:ジャン=リュック・ゴダール
撮影:ファブリス・アラーニョ 『ゴダール・ソシアリスム』(2010)
出演:エロイーズ・ゴデ、カメル・アブデリ、リシャール・シュヴァリエ、ゾエ・ブリュノー、ジェシカ・エリクソン、クリスチャン・グレゴーリ、withロクシー・ミエヴィル(アンヌ=マリー&ゴダールの愛犬)
配給:コムストック・グループ
配給協力:クロックワークス
© 2014 Alain Sarde – Wild Bunch

STORY:
人妻と独身の男。ふたりは愛し合い、喧嘩し、一匹の犬が町と田舎を彷徨う。言葉をめぐり季節は過ぎ去り、男と女は再び出逢う。前夫が全てを台無しにし、第二のフィルムが始まる───