全世界待望の「007」シリーズ25作目で、前作『007 スペクター』から実に5年ぶりの最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』が、4月10日(金)から全国公開される。この度、監督と脚本を務めるキャリー・ジョージ・フクナガによるナレーション入りの映像が解禁された。

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』監督ナレーション入り映像が解禁

今回解禁された映像は、本作における“ジェームズ・ボンド”というヒーロー像についてキャリー・ジョージ・フクナガ監督が初めて語ったものだ。冒頭には、本シリーズ伝統とも言える銃口の中からボンドのシルエットが登場し、スクリーンの観客に向かって銃を撃つという、「007」ファンなら胸が熱くなるシーンから始まる。

監督は「脚本家、そして監督としてボンドを捉え直すことに重点をおいた」と、前作『007 スペクター』から5年経った上でボンドという人物がどう変わったのかということを描くことが重要だと明かした。また「00の任務にもがく姿は傷ついた獣のようだ」「世界は変わった。そしてルールも変わった。非対称戦争時代のスパイのルールも複雑になった。ボンドが家族のように想う仲間も皆が脅威に晒されている」という監督のコメントとともにボンドの恋人・マドレーヌの思いつめた表情が映し出される。

また、ラミ・マレックが演じる役が、因縁の敵スペクターよりも頭脳派でありシリーズ史上最凶の敵だと監督は語り、「(今作は)最初から最後までノンストップ。レースさながらだ」と、激しいカーチェイスやバイクチェイス、銃撃戦や肉弾戦といった息つく暇のない大迫力のアクションシーンが収められていることも明かされた。

さらには、「世界と人類の命をも救う。『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』はボンドの集大成だ。彼が出会ったすべて、トラウマや失ったものまでも。最も挑戦的で困難な任務。それが今作の狙いであり、特別なものにしたかった」と、本作でボンド役引退を公言したダニエル・クレイグの最後にふさわしいフィナーレを示唆するコメントも残している。

「ボンドを捉え直すことに重点をおいた」と語るキャリー・ジョージ・フクナガの真意とは?『007』最新作監督ナレーション入り映像が解禁 film191225_007_xmas_3-1920x1280

「ボンドを捉え直すことに重点をおいた」と語るキャリー・ジョージ・フクナガの真意とは?『007』最新作監督ナレーション入り映像が解禁 film191225_007_xmas_4-1920x1280

前作『スペクター』から5年ぶりの最新作『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』は、4月10日(金)から全国公開。ジェームズ・ボンドの集大成となる今作をお見逃しなく! 

キャリー・ジョージ・フクナガ、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』を語る

INFORMATION

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ

2020年4月10日(金)ロードショー
監督:キャリー・ジョージ・フクナガ
製作:バーバラ・ブロッコリ、マイケル・G・ウィルソン 
脚本:ニール・パーヴィス、ロバート・ウェイド、スコット・バーンズ、キャリー・ジョージ・フクナガ、フィービー・ウォーラー=ブリッジ
出演:ダニエル・クレイグ、ラミ・マレック、レア・セドゥ、ラッシャーナ・リンチ、アナ・デ・アルマス、ベン・ウィショー、ジェフリー・ライト、ナオミ・ハリス、レイフ・ファインズ
配給:東宝東和

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