『ゲット・アウト』『アス』などの製作でハリウッドのホラー映画を牽引するブラムハウス・プロダクションズと、『ソウ』シリーズの生みの親リー・ワネルが監督/脚本/製作総指揮を手掛けていることでも注目を集めている映画『透明人間』が、7月10日(金)より全国公開される。この度、主演エリザベス・モスが演じるセシリアの精神が、徐々に狂気に苛まされていく様子をとらえた本編映像が公開された。

映画『透明人間』で描かれるセシリアの狂気

過度な束縛を行う恋人のエイドリアンから、セシリアは命からがら逃げ出すことに成功したが、エイドリアンはショックのあまり自殺をしてしまう。しかし、その後からセシリアの身の回りではまるで“見えない誰か”が存在しているかのような異変が起こるようになる……。

今回解禁された映像では、セシリアがエイドリアンの実の兄・トムに、「透明人間の正体は、自ら命を絶ったエイドリアンなのではないか」と訴えかける姿が映し出されている。エイドリアンが天才科学者として数々の賞を受賞していたことから「彼は発明した。透明人間になる方法を」と真剣に語るセシリアだが、隣に座った親友のジェームズは信じられないといったような表情を見せ、またトムも「発明ではなく、弱点を見抜く天才です。故人になっても追い詰める。発明より怖いのは、そう思わせることです」と、2人とも全く信じる素振りをみせない。しかし、セシリアは「彼は死んでいない」と異常すぎるほど力強い眼差しでトムを見つめ返しており、その姿からは彼女が次第に狂気に包まれていくことを予感させている。

映画冒頭ではエイドリアンの束縛によって、すでに心に大きな傷を負っているセシリアだが、透明人間に命を狙われ、さらに周りにも信じてもらえないという出来事が次々と巻き起こっていくなかで、彼女は封じ込められていた感情が爆発し、覚醒していく……。果たして、彼女はたった1人でどのようにして立ち向かっていくのか?

エリザベス・モス演じるセシリアが狂気に苛まされていく…『透明人間』本編映像&リー・ワネル監督のコメントが公開 film200708_toumei-ningen_1-1920x1280

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エリザベス・モス演じるセシリアが狂気に苛まされていく…『透明人間』本編映像&リー・ワネル監督のコメントが公開 film200708_toumei-ningen_4-1920x801

エリザベス・モス演じるセシリアが狂気に苛まされていく…『透明人間』本編映像&リー・ワネル監督のコメントが公開 film200708_toumei-ningen_3-1920x812

また、監督としてメガホンを取るだけでなく、脚本の執筆も手掛けたリー・ワネルのコメントも到着! 「セシリアには自分の中にある強さを見つけてほしいと思った」と、キャラクターに込めた思いを明かしている。

さらに、「映画の脚本を書くときには、“主人公を木の上に追い込み、石を投げつけろ”という古いことわざを大事にしている。主人公を襲う逆境が多ければ多いほど、素晴らしい葛藤が生まれるからね。セシリアを不利な状況に追い込み、観客に“一体どうやって生き延びるんだ?”と思わせるくらいにね」とも語っており、様々な作品で巧みなストーリーを生み出してきた彼が描く、力強いヒロイン像と新たな“透明人間”の物語の行方にますます期待が膨らむ。 

『透明人間』本編映像 <誰も透明人間を信じてくれない!>

INFORMATION

透明人間

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7月10日(金)全国公開
監督:リー・ワネル『アップグレード』『インシディアス 序章』
製作:ジェイソン・ブラム『ゲット・アウト』、『スプリット』、『アス』
キャスト:エリザベス・モス『アス』「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」、オルディス・ホッジ『ストレイト・アウタ・コンプトン』、ストーム・リード
2019/アメリカ/原題『The Invisible Man』
© 2020 Universal Pictures/配給:東宝東和

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