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RAMMELLS(ラメルズ)がメジャー1stアルバム『Authentic』を2017年12月6日(水)にリリースする。ジャズ、ファンク、ソウル、ブルース、シューゲイザーなど多様な音楽を内包するRAMMELLSの音楽性に迫るインタビュー。

正直に書こう。私は、この取材を行うまで、RAMMELLSに多少の誤解を持っていた。計算的で計画的、狙いを定め、さぞかしきちんと作戦立てて、物事を進めてきたバンドだろうと勝手に思い込んでいた。

ギターが現SuchmosのYONCEと以前一緒にバンドを組んでいたとか、メンバー全員が音大出身等のトピックを始め、音楽性に於いても、ジャズファンクやネオソウルの持つ心地良さや熱さに、妙な隠し味としてのオルタナ性やダビーな成分、はたまたノイジーさの同居……。

そして何よりも微かに漂うアンニュイさやブルーズフィール等までもをナチュラルに融解させたその音楽性の整合具合に、どこか「設計図感」を抱いていたからだ。

しかし実際の彼らは違っていた。いい意味で何も考えていなく、「面白いから」「好きだから」「気がついたら」……と、自身の、“ここだ!”と思える気持ち良さを外に向けて鳴らしているだけであった。

そんなRAMMELLSがメジャーデビューする。しかも、いきなり10曲入りのフルアルバムで、だ。自身の音楽性を惜しみなく10曲10通りの「これがRAMMELLSだ」として放っている今作。

幅広いタイプの楽曲を擁しながらも、本質とも言えるジャズファンクやアーバンソウル、そしてブルーズやオルタナ性の融合は、彼らの特性とも呼べる「隠と陽の対照的な心地良さの同居」のみならず、今、そしてこれからの音楽シーンのハイブリッドさを啓示しているようにも響く。

そんな4人がこれまでとメジャー1stアルバム『Authentic』について語ってくれた今回。このインタビューを読めば、いい意味で彼らが何も考えず、ただ自分たちのアンテナを信じ、曲を作り、放ってきたことが伝わるはずだ。

Interview:

「今も音楽的に固まった自覚がないし、流動的なバンドだと思う」(真田)

——このRAMMELLSは、ギターの真田さんがみなさんに声をかけて作られたとか?

真田 そうなんです。まずは黒田さんに声をかけて、そのあとちりぽん(村山)、彦坂君といった具合に揃っていったんです。

——確か、このグループ以前に真田さんの組んでいたバンド(OLD JOE=現SuchmosのYONCEもボーカルとして在籍)は、70年代ロック的な音楽性だった記憶があります。そこから現在の音楽性への移行は?

真田 それこそこのメンバーが揃ってからのことで。最初から「こういった音楽を演ろう!!」というよりかは、揃って演っていたら自然と今のようになっていた感じなんです。

——最初に黒田さんを誘った時には、どのような誘い文句を?

真田 まずは色々なアーティストの音源を入れたUSBを渡したんだっけ? 自分が好きな音楽や今ハマっている音楽から知ってもらいたかったんで。

黒田 元々、徹(真田)は大学の後輩だったんです。当時から生意気な後輩で(笑)。卒業して3年ほど経って急に連絡があったんですよね。「一緒にバンドを組みましょう!!」って。そこで、そのUSBをもらったんです。

——それにはどんな音楽が入っていたんですか?

黒田 色々と入っていたけど、その中でも私が興味を持ったのは、アソビセクスで。

——シューゲイザー系のバンドじゃないですか!? 意外です。女性ボーカルのバンドの他、共通項が今のRAMMELLSからは見受けられません(笑)。いや、そうでもないか……。今のみなさんの音楽性もシティポップさとオルタナ感やノイジーさの融合が見受けられますもんね。

真田 でも、その後すぐに、ちりぽんが入ってきて、テクニックが高度なバンドに移行しました(笑)。

村山 僕の場合、そんな事前情報等も一切無くスタジオに誘われたんです。なので、ただベースを弾きに行く程度の軽い気持ちで行ったんですが……。一緒に演って、「こうした方がいいんじゃないか?」「この方が面白いんじゃないか?」等、アレンジ面の話を色々としたんです。

普通のロックバンドじゃ面白くなかったんで、個人的に好きだったジャズの要素を入れてみたくなったんですよね。なので、最初は色々とメンバーにも啓蒙してました(笑)。「こんな音楽もあるよ」って。

真田 やはりリズム隊からの影響が大きいですね、このバンドは。この2人(村山と彦坂)はブラックミュージック寄りの演奏をすることもあり、融合していった結果、現在に至る部分もあって。まっ、今も音楽的に固まった自覚がないし、流動的ですけど(笑)。

——確かにジャズファンクやUKソウルのような陽の気持ち良さと、シューゲイザー的な陰の心地良さの同居がこのバンドの特徴でもありますもんね。で、その後、彦坂さんが入った経緯は?

彦坂 ちりぽんとは昔一緒にバンドを演ったことがあったんです。ソウル寄りな音楽を。で、SNSでこのバンドを組んだ報告と“NIGHT CAP”のMVがアップされていたのを観たんです。それがカッコ良くて。で、その半年後ぐらいに急にちりぽんから連絡が来たんです。最初はサポートとして入りました。

/ NIGHT CAP

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池田スカオ和宏

池田スカオ和宏

ライター/インタビュアー/編集人

LUCK'A Inc. 取締役。1993年頃より執筆開始。1997年(株)新星堂販促にてJ-POP系フリーペーパー「pause」編集部に。2002年からは5年間編集長を務める。同時期、インディー系フリーペーパー「SELDOM」を立ち上げ、以後10年間一人で運営。2007年新星堂退社。LUCK'A Inc.設立。現在はライター/インタビュアー/編集人の傍ら、新型音楽プラットホーム「Luckast(ラカスト)」を運営。2014年より復刊した「√SELDOM」の編集長も担う。振り返ると高校の頃のレコ屋のバイトから現在まで音楽に携わる仕事以外したことがない...。たぶん一生こんな感じ。

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