Qeticでは、これまでに数々の<SonaSound Tokyo 2013(以下、ソナー)>特集をお送りしてきましたが、みなさん楽しんでもらえましたか? 開催まであと少し。まだまだソナー特集は終わりません! 今回Qeticでは、スペイン・バルセロナで毎年行われている本家ソナーの統括&オーガナイザーを務めるエンリック・パラウ氏にメール・インタビューを決行!

毎年約8万人を動員する世界最大級の音楽・アート・テクノロジーのフェスティバル<Sonar Festival>。20年もの間フェスを続けているその信念はいかなるものか。また毎回注目必至のアートワークについても聞いてみました! チャレンジを繰り返し、自らフェスの創造を楽しみつつも常に緊張感や責任と隣り合わせ、巨大フェスを毎度成功させるそのプロフェッショナルな精神と敏腕っぷりが垣間見られる今回の貴重なインタビュー。

ソナーまで開催迫る! これを読めばなお楽しめること間違いなし! モチベーション上げて週末は新木場に集合!

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Interview : Enric Palau(Sónar創設者)

【インタビュー】Sónar創設者エンリック・パラウがソナー開催20年を語る! さらに限定特典付ソナー・キャンペーンも開催中!! news130403_sst13_logo

――ソナーにおいての“20年”とは、どういった時間を意味しましたか?

それを短い言葉で説明するのは難しいことだけれど、ソナーを手掛け始めた92年、ソナーとは単なるアイデアだった。それが94年に実現され、それから現在までバルセロナのソナーは他の多くの都市と共に進化を続けてきた。そこには常に新しい課題や違ったチャレンジがあった。

ソナーはクリエイティビティとテクノロジーのフェスティバル。この20年間で、テクノロジーは大きな変化を遂げ、その変化に沿ってアーティストや社会におけるテクノロジーの使用方法も変わってきた。これは私にとってとても興味深い点だね。

――同じ名前で同じイベントを続ける事の意味をどう感じていますか?

ソナーは常に新しい観客を魅了している。18歳や、それ以下の若者もこのフェスに参加できることにワクワクしてる。ソナーは今年20年を迎えるけど、その観客は常にアップデートされているし、その観客に披露するコンテンツももちろんアップデートされている。だからソナーを続けることは当然のことだと思うし、我々としても続けることに対してスリルを感じているよ。

――音楽やメディアアートのフォーマットが時代を経て変わっていきましたが、実際にテクノロジーが発達して世界中の国同士が近くなった事で、音楽とメディアアートがどういった影響をもたらすものになったと思いますか?

確かに国々は現在、似たようなテクノロジーを持っているね。だけど、テクノロジーというのは単なるツールであり、楽器のようなものでしかない。違いは、クリエイティブなマインドがその楽器を使った上で生まれるものであるから、アプローチや結果は全く違ってくる。日本人のアーティストに関しては、テンポや詩的な面がとてもユニークだし、作品に完璧主義的な雰囲気が何となく漂っている。そういった作品における違いには毎回とても刺激を受けるね。

――ソナーを日本で行う上で、メディアアートの部分での期待感や楽しみにしている事は何ですか?

フェスティバルでのニューメディアやオーディオヴィジュアルショーをとても楽しみにしてるよ。特にShiro Takataniのパフォーマンスを見るのが楽しみだね。彼とは過去にもコラボレーションをしたことがあるし、我々は彼の興味深いキャリアを今まで追ってきているから。

――スペインと日本は互いに独特の芸術文化が根付いている国だと感じています。あなたにとってバルセロナと東京の違う所、似ている所を教えてく ださい。

お互いのルーツや伝統はとても違うと思うけれど、似ている点は芸術文化やアヴァンギャルドに対する興味だと思う。バルセロナは東京に対して憧れの念を抱いているし、東京はバルセロナに対して憧れの念を抱いているのではないかと思う。

――現在、あなたが注目しているトピックを教えてください。

最近とても興味を持っているのはストリートアートのアーティストたち:カール・キャッシュマン、グレッグ・マイク、そしてブラジルのアーリン・グラフなどだね。INSTAGRAMから彼らのようなアーティストを発掘しているよ。INSTAGRAMはクリエイティブな人にとっては最高のツールだと思う。日本のストリートアーティストたちも是非発見したいと思う。私の好みは、デジタルなものではなく、物質的なテクスチャに対するアプローチだね。

――アートワークについて質問です。毎回テイストが違いますが、20年を通してのコンセプトはありますか? また、どのように決めているのかも教えてください。

あるよ。それは、合成的・人工的ではなく、オーガニックで人間らしいイメージ。それから、前進的な音楽とメディアアートのフェスティバルだと見て自然に分かりやすい美的アプローチのもの。年月を経て、ソナーのアートワークはそれ自体がイベントの一部分として確立されてきたんだ。アートワークは、パートナーであるセルジオ・キャバレロが責任者なんだ。彼は毎年、新しいアーティスティックなアイデアを提案してくれる。それらについてみんなで話し合って、その結果を彼がさらに発展させていって、みんなが目にするようなアートワークに完成させるんだ。

――毎回クスっと笑える要素が含まれていますよね。こだわっている部分はありますか?

それはおそらく我々がラテン系の民族で地中海沿いの人々だからだと思う。我々は、ある種のシュールさを好むからね。アイデアはセルジオのものだが、私も彼のアイデアは大好きだよ。

――最後の質問です。あなたの夢は何ですか?

私の夢は平等で思いやりのある世界。今現在それはかなり不可能なことのように感じれられるけれど、いつでも希望はあると思っているよ。

(interview & text by Qetic編集部)

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特典1:イベント・ステッカー/ポストカード・セットをゲット!
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対象商品ご購入で<イベント・ステッカー>/アイツステッカー/さらに過去の<SónarSound Tokyo 2011>のポストカード・セットを先着でプレゼント!

特典2:応募抽選で【豪華限定グッズ】が当たる!
対象商品に貼付してあるキャンペーン・シールのQRコードを入手してケータイからご応募! 当選者には以下のタマラン商品が!!!

・出演者全員ポスター:1名様
・カール・ハイド サイン入りTシャツ:1名様
・エイドリアン・シャーウッド サイン入りTシャツ:2名様
・ボーイズ・ノイズ サイン入り MIX CD:1名様
・SonarSound Tシャツ:5名様
・SonarSound マグネットセット:20名様
・アクトレス・サイン入り12インチ:1名様

※ご記入いただいた個人情報は、商品発送以外の目的で使用することはございません。
※先着景品は数量 限定のため、無くなり次第終了とさせていただきます。

キャンペーン期間:2013年3月15日(金)〜2013年4月14日(日)

Event Information

SonarSound Tokyo2013
2013.04.06(土)21:00~
※オールナイト・イベントのため20歳未満入場不可
※入場時にIDチェック有り。写真つき身分証必須

2013.04.07(日)14:00~
※デイ・イベント(年齢制限なし)
※バーカウンターでID提示してもらう場合があり

前売チケット
1Day チケット:¥7,750
2Day チケット:¥14,500
beatkart、チケットぴあ(P:189-692)、 ローソン(L:74641)、イープラス

当日チケッ ト
1 Day チケット:¥8,500