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[The Jessica Stuart Few]Qeticでは今回の来日ツアーに合わせて、ジェシカ・スチュアートとCreators’ Loungeの主宰者、加藤豊紀との対談を実現。

——先ほどお話にありましたけど、ジェシカさんは音楽家として生きていくためにトロントに移り住んだと仰ってましたよね。ソロとザ・ジェシカ・スチュアート・フュー以外にも、何か音楽活動をしているのですか?

ジェシカ トロントでは他の音楽プロジェクトに参加したり、サポートミュージシャンとしても活動しています。ザ・ジェシカ・スチュアート・フューというプロジェクトに関しては、どういった音楽をやろうというよりも、自分から出てきた音楽をやるということがコンセプトにありますね。なので、次のアルバムはロックテイストがすごく強くなるかもしれないし、そういうタイプの曲も今回のツアーでやろうかなと思っています。実は“ayahuasca”というメタルバンドに入っているんです。新しいアルバムが10月18日にリリースされます(笑)。

【インタビュー】琴を操るSSW・ジェシカ・スチュアート × Creators’ Lounge主宰者・加藤豊紀から見る日本とカナダの文化交流とは? interview131010_jessica-stuart_0161

加藤 それとジェシカはトロントで“IDIOTEQUE”というレディオヘッドのコピーバンドをやっているんです。トロントで一番有名なジャズライブハウスで、毎回満員のすごくいいライブをするんですよ。コピーといっても、音を完全に再現していて。

——どっちも見てみたいですね! ジェシカさんはやりたいことが沢山あるんですね。

ジェシカ そうですね。音楽としてはフォークからの影響が大きいと思います。ジャズは好きだけど学んでいないですし、音楽のことはすべて独学です。これはジャンルの話なんですが、例えば、ザ・ジェシカ・スチュアート・フューとしてジャズフェスティバルに出ると「お前らはジャズじゃない」という声があったり、違うジャンルのフェスに出ると「お前らはジャズすぎる」とも言われたりします。レコードショップに行っても「君たちのアルバムはどこで売っていいのかわからない」と言われることが多いんです。自分たちの居場所を探すのに大変というか、そういうことを聞くのは疲れたから、価値観に縛られない音楽をやりたい。そのためのプロジェクトがザ・ジェシカ・スチュアート・フューなんです。

——なるほど、言い方を換えると、どこにでも属せるプロジェクトでもあると思います。ジェシカさんはCreators’ Loungeと関わって良かったこととして、どんなことが挙げられますか?

ジェシカ 実は、今回のツアーが一緒に何かをするという意味でははじめてのことなんです。トロントに私のマネージャーがいますが、自分でマネジメントすることも多いですし、北アメリカは自分でツアーブッキングを楽にできるような状況になっています。でも、日本はまったく別で、特にコネクションもなかったですし、トヨ(加藤さん)がいなかったら、こんな機会はいただけませんでした。一緒にやれることを嬉しく思いますね。私たちは、お互いができることをやるという関係で、今回は私がカナダ政府に働きかけて援助金をもらうことも出来ましたし、チームとして仕事を分けながらやれているのは、すごくいい関係性ですね。

加藤 ジェシカは多忙なアーティストなので、これまでに何か一緒にやろうと思っても、タイミングが合わなかったんですね。週末は間違いなく演奏の仕事が入っているので。

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Qetic編集部

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