来年迎える10周年を、一緒に祝ってくれる人を現在絶賛大募集中!

––––この秋からは今作を引っ提げて、全国ツアー<Japan Tour 2014 “SUPER HIGH TENSION DISCO!!!>も始まりますね。

石毛 このアルバムからの曲が中心となるので楽しみにしていて欲しいし。いつもライヴを通して、オーディエンスのみなさんには良い景色を見せてもらっているんですけど。今回は高揚していく楽曲が多いんで、これまでの“無条件で楽しい~!!”みたいなものももちろんいいんですけど、僕らの気持ちとオーディエンスの気持ちがシンクロして、ちょっと感動的なライヴになればいいなと。表面的な楽しさだけでなく、ちゃんと音で繋がって、”おおっ、いいね!!”みたいな。僕の場合、いいライヴを観た後って、泣けるんです。グッときて。今回はDISCO、DISCO言ってる曲もないので、音で繋がれる素晴らしい空間になればいいかなと。

––––ジャンルに限らず、いいライヴを観た後って、なんか浄化された感じになりますもんね。

石毛 まさしく目指しているのはそこで。そんなライヴにしたいですね。わりと今回は景色感を味わえる曲も揃っているので、それぞれが違った自分なりの素晴らしい景色と出会ってくれたら嬉しいです。お客さんも自由に楽しんで欲しいですね。

松本 今回のツアーも色々なところを回るけど、これまたお客さんと近い形で色々と楽しめることも増えてるんで、振り切って、好きなように楽しんで欲しいですね。気持ちフルテン(ボリューム全開)で楽しんで欲しいです。

長島 ホント、思い思い好きに楽しんで欲しいです。僕ら変にライヴに決まりを作ってないし。他人に迷惑さえかけなくて、最低限のマナーさえ守ってくれれば、基本、何をしたって自由ですから。そんな中で、楽しすぎて泣く、みたいなところに行けたらいいなと。あと、“telephonesって、こんなグループ……”って思っている人に対して、更に上、もしくは全然別物を今回は見せれると思うんです。なので、新しいお客さんもそうだし、今まで来ている人たちにも、今までよりも更に上で楽しめる空間を提示していきたいですね。

岡本 ライヴのテーマは色々あるけど、今までとちょっと変えて、驚きも作りたいなと。アレンジも更にライヴならではとして提示していくので、そこも楽しみにしていて下さい。とにかくワクワクして待っていて欲しいです。

––––で、いよいよ来年は結成10周年ですね。

石毛 今後もtelephonesにしか出来ないことに色々とチャレンジしていくつもりです。10周年ってやっぱり凄いことだと思うし。お客さんや周りにキチンと祝ってもらえる10周年を迎えたいなと。来年はtelephones Yearみたいに、どっかんどっかんお祭りしていくんで、あとは他に10周年を迎えるバンドとカブらないことを祈るだけです(笑)。

長島 来年はことある毎に10周年を連呼していると思いますよ。「10周年なんで、ちょっと大目にみて下さい」とか。ちょっと悪さしても、「すみません。10周年なんで許して下さい」みたいな(笑)。お勘定の時も、(メンバー間で相手に全て払わせる仕草をしながら)「すみません、10周年なんで……」とか。来年はその特権を有効活用していきます(笑)。

石毛 まだまだ祝ってくれる人を絶賛募集中です。最近知った人でも全然かまいません。一緒に10周年祝って下さい。今後もドカンとやっていきますよ~!!

【インタビュー】the telephonesの定義する大人のハイテンション。それこそすなわち「SUPER HIGH TENTION!!!」 Interview140604_the-telephones_sub8-1

Interview&text by 池田スカオ[Luck’A
photo by 横山マサト

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