ザ・ストロークスの熱狂ステージの直後には、8月6日に4年ぶりの新作『ゼイ・ウォント・マイ・ソウル』をリリースすることを発表した、スプーンが登場。キャリア20年以上、ここ最近リリースしたアルバムは全米チャートトップ10入りを果たしている注目バンドだけあり、熱狂的なファンが多数。そんななか、アルバム収録曲も多数披露してくれた彼ら。これまでのポップ性をキープさせながらも、大胆にさまざまな音楽性を取り入れて、よりミステリアスかつエキサイティングな音に。アルバム発売が待ち遠しくなってくるパフォーマンスであった。

【海外フェス】再始動ストロークスにアウトキャストら出演! 即完したNYの<The Governors Ball>に行ってきた music140626_gb_spoon-1-1

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他のアーティストのステージも、かなり見ごたえのあるもので、あっという間に過ぎていった2日目の最後を飾ったのが、最新ソロ作『ラザレット』が全米チャート1位を獲得したジャック・ホワイトである。毎回サポート・バンドの顔ぶれが話題になっているが、今回は黒人のドラマーや白人のテルミン奏者など、熟練アーティストを従えてのパフォーマンス。最新作からの楽曲はもちろん、ザ・ホワイト・ストライプスやラカンターズの楽曲なども披露。今回は名うてのミュージシャンとのセッションもあってか、より厚みがあり、さらにブルージーな音色が全体を包み込んでいた気がする。また、MCでは「(ストロークスの)ジュリアンと久々に同じステージに立てたことがうれしいよ」と、何度も語っており、そこからは同じ時代を築いた仲間としての絆を感じ取ることができて、ちょっと感動。

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