最新作『Lantern』が昨日リリースとなったハドソン・モホーク。Pitchfork【Best New Track】、BBC Radio 1【Hottest Record in the World】獲得曲を収録した世界待望の2ndアルバムの全貌がいよいよ明らかになり、iTunesではエレクトロニックチャートで早くも1位を奪取、各方面からさっそく賞賛コメントが寄せられている。

『Lantern』賞賛コメント

2015年の上半期ベスト1なのは確実だし、これを超えるアルバムが今年中に生まれるとは思えない。ネオR&BもEDMも最新のHIPHOPもエレクトロもシンフォニックもポップも、「今」起きている全ての新しい音楽の動きを「肯定」する姿勢、それによって生まれた究極の、全く新しいフューチャー・ミュージックだ。この解放感と歓喜は半端ではない。

― 山崎洋一郎(ロッキング・オン編集長)

ポップ・ミュージックを、ちゃんと前に進めようとしている意志を感じる。サウンドの革新性だけじゃなくて、それがちゃんと大衆に”新しい気持ちよさ”として響くというか。今年を代表する一枚になりそうな気もする。とにかく聴いた瞬間の「これだわ」感!

― 柴那典(ライター/編集者/音楽ジャーナリスト)

目指すは、TNGHTやTrapからの最長不倒距離? よりクラシカルなほうへ、そして、下手をすれば、80’sのバンドASIA(エイジア)とも交錯してしまいそうな瞬間に向かって……。なにこれ? ハドソン・モホーク流プログレッシヴ・ロック的想像力?

― 小林雅明

どうやって作ったんだろうと聴くたび不思議な想いのするトラック群のモホーク印と、あまりに切なく狂おしく胸を刺すメロディー。その二つをごく自然に共存させたハドソン・モホーク新作は、頭の中のクエスチョン・マークが「歌」の美しさにいつしか飲み込まれていく快感を、ぜひ味わってみてください。

― 妹沢奈美(音楽ジャーナリスト)

カニエ・ウェストをも心酔させたサウンドの魔術師、ハドソン・モホークの新作は、とにかくシネマティックでエキサイティング。我々の想像を超える音世界へのプレゼンテーションの数々に、心が震えること間違い無し。音楽ジャンルは問わず、これからのメインストリームの流れを変え得る一枚。

― 渡辺志保(音楽ライター)

ソウル/ブギー回帰はここ数年のトレンドだが、ここまで壮大でメロウでヘンテコでぶっちぎりにオリジナルなソウル・ミュージックはあるだろうか? 2015年のエポックとなる、あたらしい音楽。しかも、あのぼよんとしたキックとキラキラしたシンセの音色はそのまま! ハドモーサイコー。

― 南波一海(音楽ライター)

様々なジャンルが微細レべルで溶け合ったポップ・ミュージックを携えて、ハドソン・モホークは帰還した。私達を宇宙の果てまで吹き飛ばすビートが刻まれた『Lantern』は、時代に沿った現在の音楽ではなく、時代を作る未来の音楽として鳴り響くだろう。

― 近藤真弥(COOKIE SCENE編集/ポップ・カルチャー・コメンテーター)

サウス・ヒップホップ直系のワル~いトラップでもなく、EDMフェスで流れる躁状態のトラップでもなく、エモくてメロディアスでソウルフルなハドモのトラップは非マッチョなリスナーにもめちゃくちゃ刺さりますね!“Scud Books”最高です。

― 池谷昌之(TOWER RECORDS商品本部 洋楽1部 SOUL/CLUB/RAPバイヤー)

カニエ・ウェスト、GOOD MUSICレーベルへの接近から既に予感できていたが、エレクトリック・ビートとソウル・ミュージックの邂逅が織りなすドープサウンドの一つの理想形がここにはある。もはやジャンルは越境した、現時点での彼を体現した集大成サウンド。

― 井上弘之(株式会社ローソンHMVエンタテイメント 商品本部DANCE & SOULバイヤー)

極太beatの上を踊るレイヴァーシンセ。もはやお家芸となったダイナミズムな展開と音空間の拡がり。club/hip hopサウンドでここまでの破壊力を持った作品は久しぶりなんじゃないかな。ソウル大ネタ使い、ハート揺さぶる“RYDERZ”(M-3)は爆音で鳴らしたい。

― 吉崎真矢(蔦屋家電)

ハドモ、ネオン管撮影でフジロックのチケットが当たる?! music150617_hm_1

次ページ:フジロック ハドソン・モホーク出演日の一日券をプレゼント!