2018年から活動を開始し、トラックメイカー/DJ/ラッパーのRatiffとのユニットNeibissや、同世代のコレクティブNerd Space Programのメンバーとしても知られるhyunis1000が、待望のファースト・フル・アルバム『NERD SPACE PROGRAM』を〈RCSLUM RECORDINGS〉から2022年1月26日(水)にリリースする。

RedBull『RASEN』への出演でも話題のhyunis1000が発表する『NERD SPACE PROGRAM』には、すでにシングルとして配信リリースされた“RUN”“2020薔薇”、“khao nashi”(remixed by ratiff)を含めた全13曲が収録。客演はナシ、プロデューサーには盟友ratiffをはじめ、Ballhead、caroline、DJ HIGHSCHOOL、UG Noodle、Uokani、残虐バッファローが参加した。

INTERVIEW FILE:hyunis1000【REPORT YOUR LOCAL KOBE】

hyunis1000『NERD SPACE PROGRAM』

この作品は2022年のラップ・ミュージックの最前線の一つのあり方を提示する。ゲーム音楽、健全な上昇志向とメイク・マネーの願望、ある種のインディ・ロック的な感傷、ラッパーの必須条件である安定感のあるヴォイスとフロウ、複数のビートメイカーによる多彩なビート。本作の背景に、豊饒なエレクトロニック・ミュージック、ヒップホップ、実験、ダンス・カルチャー、ネット文化、その他さまざまな経験と現場があることは想像に難くない。聴けば間違いなくその一端に触れることができる。『NERD SPACE PROGRAM』というタイトルは、hyunis1000が所属するコレクティヴの名でもある。悪ふざけとナンセンスと繊細さと純情の絶妙なバランスをふくめ、NSPの音楽と表現には未来への可能性しかない。

あの作品の内側には地図があって、そこにはまだ何も記されていなかった。結局のところ、ヤンキーとオタクは極地という点で似通っているように思う。初めて出会った彼の精神と身体の釣り合い方はとてもStrangeに見えた。約束は、たかが口約束かもしれないけど、果たすことで確信が深まる。早くてもいいことばかりじゃないけど、急ぎたくなるのは何故なのか。彼らはいま新しいところに向かっている。確かに全てはタイミングなんだけど、今回そのタイミングは必然に思えた。完璧に近かった。”走り続ける限り青春は死なない”誰に審査されずとも輝き続ける存在がここにいる。確信がなければ、誰が何を言ってても無駄だ。このアルバムはhyunis1000への信用を更に確固たるものにするだろう。

by NGR(CLUTCH TIMES)

なお、〈RCSLUM RECORDINGS〉を特集した、主宰ATOSONEらのインタビューはこちらから

hyunis1000 “RUN” MV

RELEASE INFORMATION

NERD SPACE PROGRAM

hyunis1000、待望の1stアルバム『NERD SPACE PROGRAM』を〈RCSLUM〉から2022年1月にリリース music211221-hyunis1000

2022.01.26(水)

hyunis1000

RCSLUM RECORDINGS

Tracklist

01. Intro by ratiff

02. RUN(prod by 残虐バッファロー)

03. Highway(prod by Ballhead)

04. Kobe young zombie(prod by Uokani)

05. 2020薔薇(prod by caroline)

06. ドッペルゲンガー(prod by ratiff)

07. Skit by ratiff

08. khao nashi(remixed by ratiff)

09. Student(prod by DJ HIGHSCHOOL)

10. Sad rain(prod by UG Noodle)

11. Angel(prod by caroline)

12. IDC(prod by caroline)

13. hyunis1000 in Earth(acappella)

詳細はこちらhyunis1000 Twitterhyunis1000 Instagramhyunis1000 Spotify