リンキン・パーク(Linkin Park)のマイク・シノダ(Mike Shinoda)がフルアルバム『Post Traumatic』を6月15日(金)にリリースすることを発表した。
アルバム『Post Traumatic』から“Crossing A Line”のMV公開!
今回のリリースに先駆け、“Crossing A Line”と“Nothing Makes Sense Anymore”の2曲を先行配信しており、今回“Crossing A Line”のミュージックビデオも公開となった。
Crossing A Line (Official Video) – Mike Shinoda
『Post Traumatic』は本日より全ての主要配信サービスにてプレオーダーが開始。同アルバムには今年の始め(1月25日)にリリースされ、メディアから高い評価を得た『ポスト・トラウマティックEP』の3曲を含めた合計16曲が収録されている。
サマソニでの来日が決定
マイク・シノダはこの春開催されるフェス<Identity LA>でソロでのライブを予定しており、その後イギリスの<Reading & Leeds Festival>に出演し、そして8月には日本の<SUMMER SONIC 2018(サマソニ)>に出演することが決定している。
チェスター・ベニントンの急逝後、盟友を失った悲しみをアートで表現する事で向き合ってきた
LAのスタジオに入り浸り、ひたすら歌詞を書いてレコーディングするか、絵を描いて気持ちの整理をしていたというマイク・シノダ。
そして今年1月には切実な新曲群3曲を収録した『Post Traumatic EP』をリリース。
シノダは全曲のミュージックビデオも自身で制作し、同時に公開している。同作品はメディアから高い評価を得ており、アメリカのニューヨーク・タイムズ社は『Post Traumatic EP』について「この3曲の悲歌のサビと韻から彼の憤然とした悲嘆や混乱が聴き取れる。」と語っている。
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EPのリリース後もシノダは制作することをやめず、ひたすら歌を作り続け、そして結果今回発表されたアルバム『Post Traumatic』にたどり着いた。絶望的な悲しみを語ったアルバムだというのはアルバム・タイトルで想像できるが、シノダは決してそれだけではないという思いを世界に告げている。「ただ悲しみや闇に包まれていた世界感だけではなく、それを乗り越えた行路を表現したかったんだ。」死について語っている同アルバムだが、正直で誠実な歌詞には世界の誰もが共感できる要素がある。「同じような経験を持っている人がいるなら、あなたが一人じゃないという事を伝えたい。そして経験したことがない人には、それが素晴らしいことなんだと気付いてもらいたい。」と残している。
マイク・シノダはソングライター、パフォーマー、レコード・プロデューサー、フィルム・コンポーザー、そしてヴィジュアル・アーティストであり、アメリカのアート・センター・カレッジ・オブ・デザイン(Art Center College of Design)からイラストレーションの学士と文学の名誉学位を取得している。マルチ・プラチナム認定バンド、リンキン・パークでチェスターと2人でボーカルを務めており、彼らは世界で5500万枚のアルバム売上を誇り、ワールドワイドで莫大なファンベースを築く。Facebook上では最も“いいね”を貰っているバンドとしての記録を持ち、YouTubeでは55億再生回数を誇っている。
リンキン・パークとは?
リンキン・パークは、バンドとして1000万枚売り上げたダイヤモンドに認定されているアルバム『Hybrid Theory』でデビュー。世界中のスタジアム公演を完売させ、グラミー賞を2度受賞、そのほか、アメリカン・ミュージック・アワードは5度、MTV VMAは4度、MTVヨーロッパは10度、ワールド・ミュージック・アワードでは3度受賞を果たしており、近年にはiHeartラジオ・ミュージック・アワードで「ロック・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を7枚目のスタジオ・アルバム『One More Light』で受賞している。シノダは2005年に初のソロ・プロジェクト「フォート・マイナー」を始め、アルバム『ザ・ライジング・タイド』に収録されたシングル「ホエア・ディド・ユー・ゴー」はBillboardトホット100チャートに4位でランクイン、ミュージック・ビデオは1000万再生回数を突破している。