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近年、ナチュラリズム(=NaturaRhythm)という言葉が注目を集めている。レディオヘッド(Radiohead)やアーケイド・ファイア(Arcade Fire)らの「ポストクラシカル」の中でも癒しの要素が強い音楽。ルドヴィコ・エイナウディ(Ludovico Einaudi)、マックス・リヒター(Max Richter)、ヨハン・ヨハンソン(Jóhann Jóhannsson)、オーラヴル・アルナルズ(Ólafur Arnalds)、ユップ・べヴィン(Joep Beving)など。

近年、「ナチュラリズム(=NaturaRhythm)」という言葉が注目を集めているらしい。ナチュラリズムは「ナチュラル」と「リズム」をあわせた造語で、イタリアのルドヴィコ・エイナウディや、ドイツ生まれのマックス・リヒター、アイスランドのヨハン・ヨハンソンオーラヴル・アルナルズ、オランダのユップ・ベヴィンといった「ポストクラシカル」、「ニュー・クラシカル」と呼ばれてきたアーティストたちがその代表格。ポストクラシカルの中で欧州を中心とした癒しの要素が強い音がナチュラリズムと呼ばれているようだ。

Ólafur Arnalds – Doria

ナチュラリズムの源流「ポストクラシカル」を生み出したアーティストたち。

その魅力を知るためにも、まずは「ポストクラシカル」の歴史をまとめてみたい。ポストクラシカルとは、長くアレンジャー/コンポーザーとして活躍し、02年にソロ・デビューを果たしたマックス・リヒターが自分の音楽に使い始めた造語と言われていて、スティーヴ・ライヒやテリー・ライリーなどアメリカの現代音楽家/ミニマリズムに影響を受けた彼が、ミニマルなエレクトロニック・ミュージックやアンビエント(環境音楽)をクラシックに加えて編み出したものが最初のきっかけのひとつだった。

彼がソロ・デビューした02年は、ポストロックの時代を経て、ミル・プラトーのコンピ・シリーズなどで広まったグリッチやクリックを多用したベッドルーム・エレクトロニカの全盛期。レディオヘッドの『Kid A』もこうした音楽の流れを汲むものだった。そこにクラシックの側から呼応する形で登場したことが、「ポストクラシカル」という名前に繋がった部分もあるのだろう。

Steve Reich – Music for 18 Musicians

farben – Raute

以降もポストクラシカル的なアーティストは続々登場。ドイツのハウシュカことフォルカー・ベルテルマンやアメリカのニコ・ミューリー、アイスランドのヨハン・ヨハンソンらがクラシックからエレクトロニカのリスナーを横断する形で人気を集めた。近年印象的だったのは、アイスランドのオーラヴル・アルナルズのブレイク。彼の2013年作『For Now I am Winter』にはニコ・ミューリーが参加してオーケストラ・アレンジなどを手掛けている。

Hauschka – Agdam

Ólafur Arnalds – For Now I am Winter ft. Arnór Dan

杉山仁

杉山仁

ライター

乙女座B型。07年より音楽ライターとして活動を始め、Hard To Explain~CROSSBEAT編集部を経て、現在はフリーランスのライターとして活動中。2015年より、音楽サイト『CARELESS CRITIC』をはじめました。こちらもチェックしてもらえると嬉しいです。

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