これでケヴィンのアタマの中が丸わかり!? テーム・インパラをめぐるファミリー・ツリー

解説① テーム・インパラ=ケヴィン・パーカーの音楽的ルーツ

3枚目にして最高傑作、爆誕!テーム・インパラをめぐるファミリー・ツリー music150720_tameimpala_ft

①は、実際にケヴィン・パーカー本人がインタビューで影響を公言したものや、レビューなどで言及されている名前を含め、テーム・インパラの「ルーツ」と呼べるアーティスト/バンドを集めたもの。

ビートルズ、ピンクフロイド、アニマル・コレクティヴなどは思わず納得といった感じだが、ブリちゃん、バックストリート・ボーイズ、カイリー・ミノーグ、そしてMJあたりは少々意外に思うファンもいるかもしれない。しかし、メインストリーム・ポップやR&Bへの愛を何の衒いもなく明かし、自分たちの血肉としてしまうところがインパラの強みであり、最大の魅力である(マーク・ロンソンとのコラボはまさに相思相愛!)。その音楽ラヴァーっぷりがもっともダイレクトに反映されたのが、新作『カレンツ』なのだ。

▼Mark Ronson – “Daffodils” (Audio) ft. Kevin Parker

ちなみに、アウトキャストの“Hey Ya!”から楽曲のヒントを得たこともあるというケヴィン、こんなナイス・カヴァーも残している。

▶Tame Impala – “Prototype”(Outkast cover)

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