解説② 前身・関連バンド/プロデュース

3枚目にして最高傑作、爆誕!テーム・インパラをめぐるファミリー・ツリー music150720_tameimpala_ft

②は、ケヴィンが何かしらのカタチで関わっている(きた)バンドや、プロデュースを手がけたアーティストたちだ。The Dee Dee Dumsはテーム・インパラの前身として05年に結成され、初期ライヴ・メンバーで後のインパラにも在籍したニック・アルブルック(マイケル・セラに激似のキュート・ボーイ)は、脱退後Allbrook/Avery〜ポンドの中心人物として活躍中。

▶Pond – “Zond”

ケヴィン自信も相当なワーカホリックで、彼がドラマーを務めたサイケ〜ファンク・バンドのMink Mussel Creek、短命に終わったSpace Lime Peacock、自身とあの俳優の名前をもじったKevin Spacey、そしてインパラのドラマーでもあるフランス人=ジュリアン・バルバッガロと結成したRelation Longue Distance……etc、まあ〜とにかく幅広い。プロデューサーとしては、ケヴィンの元カノでありジェーン・バーキンの生き写しのようなフレンチ美女、メロディ・プロシェットによるメロディーズ・エコー・チャンバーが有名だろう。以下はケヴィンもコーラスで参加した1曲。

▼Melody’s Echo Chamber – “Mount Hopeless”

そういえば、ケヴィン&メロエコちゃんとの関わりも深いパリ発のサイケ・バンドMoodoïdは6月に初来日、<DUM-DUM PARTY 2015>にも出演していましたね。

▼Moodoïd – “De Folie Pure” (Official MV)

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