は大航海時代、マゼラン海峡を航海していたオランダ人の冒険家によって発見された、南の新大陸「ニューホランド」(現在のオーストラリア大陸)。そこで08年に現れた5人の荒くれ海賊共によるアイリッシュパンク・バンド、それがこのザ・ラムジャックス(THE RUMJACKS)

前身バンドの頃から世界で最も有名 なアイリッシュパンク界の宝の地図「シッティン・オニオンズ(SHITE’ N’ ONIONS)」に取り上げられ注目を浴びる。その後メンバーの入れ替わりを経て、バ ンド 名をこのザ・ラムジャックスとし再出航。世界の中でもアイリッシュパンクが盛んなシドニーのシーンの中でも中心的な人気と実力を得ていった。

そんなザ・ラムジャックス、世界に広がる多くのアイリッシュパンク好きが待ち望んでいた、久々のニューアルバム、『ソバー・アンド・ゴッドレス』 が遂に完成!

野郎共、錨を下ろせ! THE RUMJACKS、海賊アイリッシュパンク2ndアルバム出航だ! music150325_rumjacks_2

『ソバー・アンド・ゴッドレス』ジャケット

マンドリン、バンジョー、バグパイプ、ティンホイッスルといった民族楽器を、パワフルにほとばしるパンクサウンドに乗せた直球のアイリッシュパンクは聞くもの全ての拳を握らせ、その場で暴れ、踊らせる。酒で焼け、しゃがれたフランキー(ヴォーカル、ティンホイッスル)が絞り出す酔いどれのメロディは、他のメンバーの導火線にも火を点け、終いには全ての曲のサビで大合唱という大砲を打ち上げる。

歌詞はもちろん、アートワークまで曲のすべてのコンセプトを打ち出すフランキーのアーティストとしてのカリスマ性も魅力。ニューホランドという土地にいながら、スコットランド、アイルランドへの想いを綴るその歌詞も日本盤ボーナス トラック以外全てがブックレットに記載されている。曲毎に描かれたイラストと共に是非読み、彼が描く航海図を思い浮かべてみてほしい!

このザ・ラムジャックスこそ誰もが求めるアイリッシュパンク理想郷。もしくは海賊船が立ち寄った賑やかな港で開かれた、ちょっと危険な大宴会。土臭く、男臭くも哀愁のメロディ で男涙を誘う、魂のパンクロックを大樽に入った酒と共に楽しんでみよう!

The Rumjacks – “Plenty”

彼らは今までに『ハング・ドロウン・アンド・ポータード』、『サウンド・アズ・ア・パウンド』と2枚のEP、そして10年に1stアルバム『ギャングス・オブ・ニュー・ ホランド』を発売してきた。全ての作品は日本でも〈UNCLEOWEN〉から発売するものの、即ソールドアウトとなり現在入手困難となっている。1stアルバム発売後にも本国で配信シングル『CROSSES FOR EYES』、今2ndアルバムからの先行7”シングルとなった『BLOWS & UNKIND WORDS』、『PLENTY』をそれ ぞれリリースし、日本でもUNCLEOWENのミックス CD『ジョリー・パイレーツ~海賊の宴』への参加等、世界中で数多くのコンピにも楽曲を提供してきた。

ここにはもう酒もなければ神もない。野郎共! 錨を下ろせ! 大宴会の始まりだ!

(edit by Qetic)

Release Information

[amazonjs asin=”B00S0BFBM8″ locale=”JP” title=”SOBER & GODLESS Japan Edition”]