sim、呑むズ(T.美川、HIKOとのトリオ)、蓮沼執太フィルなどさまざまなバンドやセッションでの活動、N/K aka 菊地成孔とのJAZZDOMMUNISTERSでは「谷王」名義でラップとトラックメイキングを担当する大谷能生が〈BLACK SMOKER RECORDS〉より新作『Jazz Modernism』を8月28日(土)にリリースする。

大谷能生『Jazz Modernism』

『Jazz Modernism』はジャズのコンポジションをブレイク・ビーツ化した『Jazz Abstractions』(2012)、個性派ジャズメンを暗闇から召喚する綺想アルバム『Jazz Alternative』(2016)に続き「ジャズ三部作」のラストを飾る、全編サックス・ソロによるマジの記譜/即興演奏作品。

村上春樹の短編にインスパイアされた“Bird Plays Yesterday”、セロニアス研究の第三弾“Thelonius Studies#3”、某ギタリストのライブ・ソロを完コピで再現した“JoJo’s Bizzare Adventure”など、馬鹿馬鹿しくも硬派なモダン・ジャズ世界がアルト・サックスの響きとともに展開される。さらに、KILLER-BONG、YPY、千葉広樹によるリミックスも収録。

RELEASE INFORMATION

Jazz Modernism

大谷能生が〈BLACK SMOKER〉より新作『Jazz Modernism』をリリース music210817-yoshio-ootani

2021.08.28(土)

大谷能生

BLACK SMOKER RECORDS

01_Bird_Plays_Yesterday

02_Thelonius_Studies_#3

03_Snow_Peaks

04_必ず殺す

05_パーキー・パットの日々

06_Mix_Blood

07_Jojo’s_Bizzare_Adventure

Bonus Tracks

08_Yesterday_Yosio_got_intoxicated and destroyed_his_saxophone_(Remixed_by_Hioki_Chiba)

09_JTHHTN(Remixed by YPY)

10_kbbbb2(Remixed by KILLER-BONG)

Alto_Sax/Programming/Composition/Arrangement/Recording/Mix_Yoshio_Ootani

Mastering:Takuya_Nakamura

Artwork by Kousuke Kawamura

大谷能生(おおたに・よしお)

音楽と批評。ミュージシャンとしてジャズを中心に、sim、呑むズ(T.美川、HIKOとのトリオ)、蓮沼執太フィルなどさまざまなバンドやセッションで活動。N/K aka 菊地成孔とのJAZZDOMMUNISTERSでは「谷王」名義でラップとトラックメイキングを担当する。K-BOMBと組んでのブレイクビーツ・ライブ・シリーズも定期開催中。

舞台芸術の音楽も多数手がけ、チェルフィッチュ、東京デスロック、オフィス・マウンテン、室伏鴻他多くのカンパニーと作品を制作。著作としては『平成日本の音楽の教科書』、『平岡正明論』、『ジャズと自由は手をとって(地獄に)行く』、『東京大学のアルバート・アイラー』(菊地成孔との共著)、『日本ジャズの誕生』(瀬川昌久との共著)、『身体と言葉』(山縣太一との共著)など。

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