Saint Pepsi、Giraffageなどを抱える新進マネージメントがそれらに続く逸材として発掘したニューヨークを拠点に活動する21歳の謎のプロデューサーのデビュー・フル。その名はWashed OutでもBlackbird Blackbirdでもなく、Blackedout。
2013年に『Blackedout EP』をセルフ・デジタル・リリースしでデビュー、そして初のアルバムとなる『R.I.P. Blackedout』を2015年1月20日(火)に日本のみでCD化。ネット界隈を中心に話題となるが、その正体はいまだ謎に包まれている。Balam AcabやGiraffageなどを想起させる変調ヴォイス・サンプリングを巧みに操り、図太い低音と抜けの良いビート、そしてキラキラとしたアトモスフェエリックなエフェクトやシンセを駆使してインディR&B、アンビエント、チルウェイヴ、ベース~ビートミュージックまでを横断。
独特のグルーヴと浮遊感が融合していくサウンドはサイケデリックで内省的ありながら、心地よさと中毒性に満ちており、前述のBalam AcabやXXYYXX、Blackbird Blackbirdなどに続くエレクトロニック・トラック・メイカーとして今後頭角を現していく存在になることは間違いない。
Release Information
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